筆記試験対策のオススメ本ランキングを掲載しています。
内容や特徴を見て、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
この記事を書いた人
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- 教採対策サークル主宰
- これまでに多くの合格者を輩出
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実は難しくない⁉筆記試験で合格点を取る
筆記試験で思うような点数がなかなか取れずに困っていませんか?
・勉強が苦手
・面接は割と行けるんだけど筆記は、、、
という方は少なくありません。
教採の合否に一番影響を与えるのは面接試験です。
全国的に人物重視の傾向があり、多くの自治体で筆記試験の配点は教採の中では低めに設定されています。
だからといって筆記試験は軽く見ていい試験ということではありません。
筆記試験は一次試験の得点がダイレクトに合否を左右します。
しっかりと得点できるかどうかが一次試験を突破するカギとなります
ただ、筆記に自信がない方や不安を感じる方に伝えたいことがあります。
筆記試験はあなたが思うより難しくない試験です。
この記事では筆記試験が難しくない理由と共に、オススメの参考書をご紹介します。
筆記試験が苦手な方も、クリアできる実力を持っていることがわかります
この記事でわかること
- 筆記試験が難しくない理由
- 筆記試験の足切り点
- 教採合格に必要な点数
- 筆記試験の対策方法
- 筆記試験対策のオススメ本
筆記試験が難しくない理由
いやいや、筆記試験は難しいでしょ、、、。
でもあなたは過去にクリアしていますよ。
筆記試験(一般教養・専門教養)が難しいという方の気持ちはよくわかります。
数学や物理、英語の問題が見えたら気持ちがげんなりするのもわかります。
ですが、実は筆記試験で合格点を取る素質をあなたは持っています。
過去にそのレベルの試験をクリアしています。
どういうことなのか?
それは今までに受験した入試です。
高校入試や大学入試など、今までに入試を受けられているはずです。
その試験は教採の筆記よりも難しい~同レベルです。
そんな試験をあなたは過去にくぐり抜けているはずです。
つまり、
筆記試験を合格するだけの力や可能性を十分に持っていることのなによりの証です。
筆記試験の難易度は、多くの自治体で次のようになっています。
校種 | 難易度 |
一般教養 | 高校入試レベル |
専門(小) | 高校入試レベル |
専門(中) | 共通テスト(センター)レベル |
専門(高) | 国公立2次・有名私立レベル |
だいたい受験校種の2段階上の学力が求められます。
小学校受験者なら高校入試、中学受験者なら大学入試解けるレベルといったところです。
小 → 中 → 高 → 大 → 大(難)
小学校であれば中学受験をする子からの相談を受けることもあるでしょう。すると中学入学レベルの学力では相談に応えることは厳しいです。さらにその上の高校入試が解けるレベルが求められるわけです。
ただ先述の通り、この記事を読んでいるあなたはこれらのレベルを超えています。
高校入試も大学入試も乗り越えているはずです。大学で専門的な講義を受けて、単位を取るために試験を合格して今があります。教採の筆記試験よりも難しい試験を合格し続けてこられたわけです。
0からの勉強ではありません。
過去に合格してきたレベルに近づければ教採の筆記で合格できます。
苦手意識があるかもしれませんが、少しずつでいいので筆記対策をやってみてください。
合格点に届く日は遠くないですよ。
わかりました。勉強がんばります!
、、、ってコレ専門教養の話ですよね。
教職教養は?
それは勉強必須です。
苦手な方も多いので、勉強すればまわりの受験生と差をつけることができます。
筆記試験の足切り点
筆記試験の対策をするに当たり、知っておきたいのが足切り点です。
面接や小論文でどれだけ高得点をとっても、筆記で足切り点に引っ掛かると不合格になってしまします。
最低限、とるべき点数があります。
結論から言うと、目指したい点数は平均点のちょっと上です。
もちろん平均点よりずっと上でもかまいません。
ですが、足切り点は何としてでも超えたい点数です。
足切り点を設定している自治体は結構あります。
ある一定の点数を下回ると、どれだけ他の試験が良くても不合格となります。
こ足切り点の基準はどこの自治体でも決まっています。
平均点の前後が足切り点となっています。
実際に京都府の基準点(足切り点)を見てみましょう。
校種 | 基準点(足切り点) |
小学校・特支 | 平均点の95% |
中・養護・栄養 | 平均点の100% |
高校 | 平均点の105% |
上の表のように、足切り点は平均点を基に設定されます。
勉強の専門性が高い校種になるほど、足切り点も上がります。
この足切り点を超えられるかどうかが、試験合格の最低条件となっています。
ちなみに、平均点を基にを足切り点を設定するのには理由があります。
志願者を学力で半分に絞ることができるからです。
どのような学力の志願者が集まろうと、平均点以上と以下で半々に分かれます。
平均点を足切り点にすることで学力の上位層を確実に採用することができます。採用側の視点で考えると一次試験で人数を絞るには手っ取り早い方法と言えます。
教採合格に必要な点数
教採を合格するために必要な点数は明確です。
足切り点を超える点数です。自治体や校種・教科によっても異なりますが、おおむね60点取れたら合格ラインです。
そして、自治体によって足切り点以上の点数が重要かそうでないかが分かれます。
筆記試験の点数は自治体によって扱いが2種類あるからです。
- 筆記の点数が2次試験の点数に加算されない
- 筆記試験の点数が2次試験の点数に加算される
(または、2次に筆記試験を行う)
1 筆記試験が2次試験の点数に加算されない自治体であれば、足切り点ギリギリでも問題ありません。
筆記対策はそこそこにして、面接対策に時間を割くといいでしょう。
2 筆記の点数が2次試験に加算される自治体を受験するのであれば、筆記対策にある程度の時間を割きたいところです。
ですが、筆記試験よりも面接の方が配点が高く設定されています。
つまりどのパターンにせよ筆記は足切り点以上が取れるぐらいまで対策して、後は面接対策に全振りするのが最も効率的な教採対策だと言えます。
その足切り点を取るために、ぜひ持っておきたい筆記対策本がいくつかあります。
教採の筆記試験オススメ本をランキング形式でご紹介します。
また、面接対策のオススメ書籍は以下の記事でご紹介しています。
面接が上達したい方は、ぜひ読まれることをオススメします。
-
面接で高得点を取りたい人へのオススメ書籍3選
続きを見る
筆記試験対策のオススメ本
筆記試験対策のオススメ本は次の通りです。
それぞれについて詳しくご紹介します。
1位 過去問
教採に限らず、受験対策の王道は過去問に当たることです。
筆記試験の対策本は過去問だけでも十分です。
実際に出題された問題ですので、難易度や出題量・試験時間などを正確に知ることができます。
解くことで時間配分やどの分野の問題から解くかという戦略を立てることができます。
過去問は一番正確に問題のレベルや傾向を把握することができます。まずは過去問5年分くらいを1周し、それから他の本で弱点を補うようにすると勉強の成果が伸びやすいです。
また、教職教養の知識は面接対策に活きてくることも多いので、教職教養の対策は幅広くしておくと合格がより近くなります。
最新&問題数が多い過去問集がありますので、そのリンクを貼っておきます。
>> 最新の過去問集はこちら
また、教職教養だけでなく、専門教養も合わせて用意しておきたいところです。
自治体によっては教職教養と専門教養のそれぞれで足切り点を設けています。
両方の試験で足切り点を超える必要があります。
ちなみに本を買わなくても都庁や県庁で問題や解答の閲覧・コピーができます。
(コピーは1枚10円)
出費を押さえたい、過去問が売り切れてる
そういう場合には自治体の本庁でコピーするのがオススメです。
2位 参考書
※ここでは過去問以外の問題集や用語集を「参考書」と扱います。
参考書は自分の弱点を補う際に役立ちます。
過去問を解く → 苦手なジャンルを参考書で練習 → 過去問 →、、、
というサイクルで勉強を進めていけば、効率よく勉強の成果を上げることができます。
また、教職教養や社会などの暗記の割合が高い科目の対策にはとても有効です。
勉強する際に気をつけたいことは、参考書だけに頼らずに過去問も解くことです。
確かに参考書は必要な知識が詰まっています。
ですが、情報量が多すぎる場合がほとんどです。
大学受験の参考書を見る時、東大の対策本を全教科買えば情報量に不足はないでしょう。
ただし、これだと情報量が多すぎますよね。
重要なのは自分が受験する先の過去問を見て、そのレベルや出題の傾向を把握することです。
その上で参考書を読み、必要な部分だけ吸収すれば合格ラインを超えるのは遠くありません。
参考書は全部読むのではなく、受験先の過去問を知った上で弱点の補強するという使い方をしてみてください。
3位 時事対策
自治体によっては、教職教養の中で教育時事が問われることがあります。
教育時事を知るには、教育関係のニュースへのアンテナを高く張っておく必要があります。
ですが、日々の仕事や学業でそこまで手が回らないことも多いです。
そんな場合にオススメなのが教採対策の雑誌です。
毎月発刊されるので、その時々で話題になっている教育時事がわかります。
しかも時事に対する解説も書かれているので、教育観や時事への見解を深めることもできます。
これは面接対策にもなります。
「気になる教育のニュースは?」
と聞かれた時に自分の考えを落ち着いて答えられたら評価は高くなります。
さらにここで培われた教育観は、子どもの前に立つときに大いに役立ちます。
どのような教育をしていくのか。どんな教員を目指すのか。
教育時事を知ることは教員としての考えを深め、視野を広げることにつながります。
筆記試験の対策としては効果は薄いですが、それ以外の効果も大きいので軽視はできません。
おまけ 高校入試過去問
意外かもしれませんが、公立高校の入試過去問は教採の筆記対策に役立ちます。
特に一般教養が苦手な方や小学校受験者が筆記の実力をつけるのにかなり向いています。
というのも、一般教養や小学校の専門教養は出題レベルが公立高校入試と同じだからです。
高校入試は5教科が満遍なく出題され、問題の質も良質です。
正答率6割が安定して取れるようであれば、教採の一般教養や小学校の専門教養で足切り点に引っ掛かる心配はかなり少ないでしょう。
筆記試験対策で重要なこと
ここまで筆記試験対策のオススメ本をご紹介してきましたが、筆記試験対策で何よりも重要なことがあります。
それは
受験する自治体の過去問を解く
ことです。
平均的な学力の大学を受験するのに東大の参考書は必要ありません。
その大学の入試で出題される問題で合格点が取れるレベルでOKです。
教採の筆記試験も同じです。
足切り点を超えるのに必要なレベルを身に付ければOKです。
あとは配点の高い面接対策に時間を使うことで、教採突破が近づきます。
筆記が苦手な方も、より難しい試験を過去に乗り越えているはずです。
あなたに教採の筆記が突破できないはずがありません。
一歩ずつ、対策をがんばっていきましょう!
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筆記試験対策オススメ本3選
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また、ここではご紹介できない情報もnoteに用意しています。
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