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教採に落ちた時にとるべき4つの行動【結論:早く次の行動を起こす】

【4種類】教採に落ちたらどうする?【結論:早く次の行動を起こす】

縁起のいい話ではありませんが、教採に落ちた時にどうするかを考えておくことは大事です。

というのも、教採で不合格になることは確率でいうと高確率で起こることだからです。

2021年実施の教採では、全国平均で3.4倍でした。
もちろん自治体・校種・教科によってはもっと低い倍率の試験もあります。
ですが、2倍を超えると合格者よりも不合格者の方が多い試験となります。3.4倍は合格者の倍以上の不合格者が出る試験ということになります。

合格していることが一番いいのですが、今回は不合格だった時にとるべき行動を4種類ご紹介します。

  1. 講師登録しつつ来年の受験に備える
  2. 私立を受験
  3. 大学院に進学
  4. 教員以外に転職

それぞれ解説していきます。

この記事を書いた人

  • 教採塾ブログ管理人
  • 教採対策サークル主宰
  • これまでに多くの合格者を輩出
  • 教員経験 小学校・中学

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1.講師登録しつつ来年の受験に備える

最もポピュラーな方法です。

講師登録票が2次試験当日に配付している自治体や不合格の通知に同封させている自治体も多くあります。

「それなら採用してくれよ!」

という気持ちも湧いてきますが、その自治体での採用を目指すならその自治体で講師をするのがオススメです。いくつか理由があります。

  • その自治体の教育がわかる
  • 情報や資料が手に入りやすい
  • 仲間ができやすい
  • 勉強会などの参加がしやすい
  • 試験で有利に働く(講師経験による試験免除など)

合格したい自治体で講師をすることは採用への近道となります。

不合格の悔しさを整理して、講師登録票を提出するといいでしょう。

教採合格に向けての対策のコツは以下の記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
【50代も合格】教採合格に効果絶大の対策【習慣化と仲間づくり】

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2.私立を受験

教員になるにあたり、私立の学校教員という選択肢もあります。

私立を検討するのは少々手間がかかります。

・どこで調べればいいの?
・どの学校がいいんだろう?
・試験内容がわからない。
・待遇は?


公立学校の教員採用試験と違う点は多く、周りに知っている人が全然いないというのも私立受験に気持ちが向かわない要因の一つになっています。

ですが、私立には受験・待遇のそれぞれにメリットがあります。

  • 秋試験が多く、公立との併願がしやすい
  • 私立の中でも日程の違いがあり、併願できる

チャンスの幅が広げやすいという特徴があります。

公立の教採だと、どう詰め込んでも受験のチャンスは5回ぐらいです。そして、受験するために全国を大移動しなければなりません。しかし、私立だと限られた範囲内で複数回の受験ができます。

公立よりもチャンスをつかむ機会に恵まれています。

そして気になる待遇面です。
こちらは学校の方針や経営状態によっても変わる点があるので、あくまで参考にお考え下さい。

  • 年収が高い
  • 残業代が支給される
  • →余計な残業を生まない働き方へのシフトが公立より盛ん
  • その学校特有の福利厚生がある
  • 転勤・異動がない
  • 児童生徒の学力水準がある程度揃っていて、指導のレベルを決めやすい
  • 学校によっては年功序列ではなく能力給で高給を狙える

私立の待遇はピンキリと言われますが、平均して公立より年間10万~30万ほど高いです。経営が順調な学校であれば、公立より100万円以上高い年収がもらえることもあります。

また、基本的に転勤・異動がないので、異動して新しい学校のことを覚えるわずらわしさがありません。住まいを探すといったライフプランを考える際にも役に立つでしょう。

ですが、デメリットもあります。

  • 給料が経営状態に左右される
  • 異動がないので、人間関係が固定されがち
  • 学校の運営方針と自分の考えが合わないとしんどい
  • 進学校だと高い能力・成果が求められる

これらはある程度は仕方のないデメリットです。

平均して私立は公立よりも給料はいいですが、もちろん公立よりも少ない給料の学校もあります。経営状態に左右されることもあり、ひどい場合にはボーナスの減額もあります。

また、異動がないので数年ごとに人間関係や環境をリセットして再チャレンジ!ということが出来ません。

あとは応募段階でわかることなので大丈夫だとは思いますが、私立は学校ごとの運営方針や宗教観があります。毎週〇曜日の1時間目はお祈りをする、というような学校もあります。自分の考えとマッチする学校を選ばないとお互いに辛い思いをすることになるので、応募先の情報はしっかりと見ておくのがいいでしょう。

(参考)私立教員の採用情報がわかるサイト
日本私学教育研究所
教員採用.jp

3.大学院に進学

主に学生(学部)の方を対象とした進路です。

もう少し勉強を続けたい、進路決定を先に延ばしたい、学生のうちにしかできないことをもっとやっておきたい。

大学院へ進学する理由はさまざまですが、教採においても悪い選択ではありません。大学院に行くことによって

  • 専修免許を取得できる
  • 教育学などをさらに勉強できる
  • 教科のことも専門的に学べる
  • 教採を受けるチャンスが2年分増える
  • 非常勤の掛け持ちができる

と、大学院に進学することで知識を増やしつつ、時間を作ることができます。

働きだすと勉強の時間はなかなか取りにくくなります。これは教採対策の勉強もですし、教科や教育に関する勉強もです。より学びを深められるのは学生の大きな特権です。

また、非常勤講師として働くこともできます。
実際に指導する→振り返る→勉強して改善→指導する→・・・
というサイクルが作れます。学校運営の知識はあまり尽きませんが、教科指導の力をつけるにはかなり恵まれた環境です。

卒業後に40年近い教員生活を送るなら、下積みの勉強期間を作るというのもいいでしょう。

4.教員以外に就職・転職

少し寂しい話ではありますが、教員の人気は年々下がっています。
仕事内容の増加、クレーム対応の難化、過労死ラインを越える働き方、残業代という概念がない、教材研究ができない現状、、、。

教員のしんどさを上げるとキリがありません。
教員人気の低迷は、教採の倍率や受験者数に証拠として表れています。

別のキャリアを歩むことも、人生の選択に入れてもいいでしょう。
また、教員以外に就職・転職することにはいくつかのメリットがあります。

その後、教員になる場合と戻らない場合とでメリットを見てみましょう。

教員に戻る場合

  • 教員以外の世界を知ることで、視野が広く持てる
  • キャリア教育の時に、経験の分だけ深みのある指導ができる
  • 教科指導でも勉強内容と将来をつなげた話ができる
  • 他職での経験が事務作業や学年運営などにも活きる

教員に戻らない場合

  • 仕事や生き方の選択肢が広がる
  • 学校の外の世界を存分に知ることができる
  • 「先生やってたの⁈スゲー!!」と思われることが多い

給料や待遇などは就職した先よりけりなので、そういった内容は割愛します。

人生は長いので、職業を教員1つに絞ることにこだわらず、いろんな世界を見るのもいいでしょう。
免許さえ持っていれば、教員がやりたくなった時に就くことはできます。

他業種から教員に転職された先生の話は魅力的なものが多いです。
人生というスパンで考えると、いろいろな進み方を楽しめると充実したものになりそうですね。

どれも無料で登録できるので、とりあえず登録してみるだけでも損はありません
ちなみに、好条件の仕事はすぐに埋まるので転職サイトへの登録は早めにしておくことをオススメします。

オススメサイト

3分でできるキャリア診断で、自分に合った働き方が見つかる
若手ハイクラス向け転職サイト『VIEW』

20代の方にオススメ
20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】

コンサルタントのサポートが手厚く、就活・転職活動が不安な方にオススメ
マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス【POSIWILL CAREER】

5.まとめ

教採に落ちた時に取るべき行動を4つご紹介しました。

  1. 講師登録しつつ来年の受験に備える
  2. 私立を受験
  3. 大学院に進学
  4. 教員以外に転職

公立学校で働くことを目標とするもよし、それ以外の道を進むのも良し。

いろんな角度から柔軟に考えることで、人生の満足度は高められます。落ち込むところから抜け出したら、次は行動していくことを目標としてみるといいでしょう。

教採対策オススメ書籍

教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
など。

その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
安い
と、メリットはたくさんあります。

もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。

教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。

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  • 教採塾ブログ管理人
  • 教採対策サークル主宰
  • これまでに多くの合格者を輩出
  • 教員経験 小学校・中学

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