北海道・東北

【2023年】岩手県教員採用試験のポイントと対策(全教科で模擬授業実施)

岩手県

学びと絆で 夢と未来を拓き 社会を創造する人づくり
岩手県の教育の基本目標です。
人口減少・少子高齢化・ 東日本大震災からの復旧と復興など、多くの課題を見据える岩手県。面接試験ではその理解を深めて臨みたいところです。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。
詳細は岩手県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項をご確認ください。

  1. 採用予定数の変化
    ・養護教諭 20名程度(昨年比10名増)
  2. 募集教科の変更
    【募集停止】
     ・高校「工業(建築、土木及び工業化学)」
     ・社会人特別選考「中国語」「フランス語」
     ・特別支援学校「工業(建築)」
    【募集変更】
     ・高校「倫理」「政治・経済」を「公民」に
      →教科等専門の出題範囲は「公共」「政治・経済」「倫理」
    【その他】
     ・高校の全教科・科目において、第2次選考で模擬授業を実施

岩手県の求める人物像は

岩手県が求める人物像は4つあります。
岩手県教員採用試験総合案内より)

分かりやすい授業ができ、
児童生徒に確かな学力をつけることができる教師

児童生徒に対する愛情を持ち、
一人ひとりの児童生徒と真剣に向き合うことができる教師

豊かな人間性を持ち、幅広い教養と良識を身につけている教師

教員としての使命感や責任感を持っている教師

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校
中学校
120名
77名
あわせて
200名程度
同程度
高校
特別支援
46名
23名
あわせて
70名程度
同程度
養護教諭10名20名程度
栄養教諭1名募集せず
合計276名290名程度

養護教諭の採用が倍増し、栄養教諭の採用は行われない見込みです。全体的には採用数は用語恐怖の増加分だけ増加となります。

気になる倍率ですが、全国的に教員の人気が低迷していることもあり、志願者数も減ることが考えられます。そのため、倍率は低倍率化すると予想しています。

また、岩手県の受験者数と受験倍率は次の様に推移しています。
1078人・3.3倍(R2年)→ 1046人・3.7倍(R3年)

R3年実施の試験では採用数が前年よりも大幅に絞られたため、倍率がかなり高まりました。しかし、受験者数は減っています。
R4年実施の試験では前年よりも採用数が増えるので、受験者が全国と同様に減少すれば倍率は下がることになります。

とはいえ、油断は禁物です。去年の3.7倍は教採の全国平均の3.4倍よりも高い倍率です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教員の働き方に不安を感じるなら

教員に人気が低迷していることに、教員の働き方の過酷さが大きな原因として挙げられます。
・長時間労働
・支払われない残業代
・やりがい搾取
・異常なストレス
 など
残念ながら、合格されたのに辞める方も少なくありません。

幸せな教員生活を送れたら一番なのですが、現実はなかなかそうもいかないようです。
もし教員の働き方に疑問を感じるなら、次の記事がオススメです。

【教員辞めたい】教員からの転職、退職から転職までの4ステップまとめ

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よく読まれてます
【体験談】教員からの転職でオススメの業界【ブラックからホワイトへ】

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面接試験

岩手県の面接は例年、第2次選考で個人面接が行われます。
ですが、令和3年度実施の試験要項には集団面接の記載がありません。集団面接の実施は不明ですが、その情報は参考として掲載しています。

個人面接

  • 12分程度

面接試験の着眼点

  • 資質
  • 使命感
  • 責任感
  • 倫理観
  • 社会性
  • 教員としての実績
  • 指導力
  • 協調性
  • 人間性
  • 教員としての実績

過去の質問内容

  • この校種を受験した理由
  • 教員の志望理由は
  • 担任した児童の障害種
  • その子に何を身につけさせたかったのか
  • できるようになった理由はなんだと思うか
  • 勤務先の確認
  • 他県や民間企業の受験の確認
  • 併願先も合格したらどうするか
  • 岩手は不合格、他県は合格ならどうするか
  • これまでに勤務した学校の確認
  • 岩手の教育で関心があることは何か
  • 教員に向いていないと思う人はどんな人か
  • 教員と公務員が共通していることを3つ
  • 教員として評価してほしいところは
  • 自分の性格で直したいと思うこと
  • 教員に必要な資質・能力は
  • いじめについての考え
  • いじめが起きた時の対応は
  • 保護者の信頼を得るには
  • 保護者からのクレームがあったらどう対応するか
  • 郷土への誇りをどう持たせるか

(参考)集団面接

令和2年度までは実施されていました。参考までに掲載しています。

  • 6~7人グループ
  • 面接官6人

集団面接の着眼点

  • 指導力
  • 協調性
  • 人間性

過去の質問内容

  • 模擬授業の自己採点
  • 授業をする上で大切にしていること
  • 自分の授業で課題だと思うこと
  • 「遊び」の授業で配慮したいと思うことを2つ
  • どんな学級経営をしていきたいか
  • どんな先生になりたいかを漢字一字で表すと何か
  • 憧れの人は誰か

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる
と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人に共通していることがあります。
それは深い自己理解ができていないことです。
面接では法規的なことよりも、受験者自身のことが多く聞かれます。自己理解が深い人ほど、面接は有利に進められます。

自己理解を深め、合格を近づける秘訣は以下の記事にまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。

多くの人は教採合格に重要な自己理解が浅いです【オススメ分析方法3選】

続きを見る

模擬授業・場面指導

  • 模擬授業をする8分前に構想場所へ案内される。
  • 8分間で授業を構想する。
  • 模擬授業の時間は8分間。

面接試験の着眼点

  • 専門性
  • 指導技術
  • 創意工夫
  • 授業の展開

過去の内容

  • 二人ずつ国語、算数、生活の授業。(国語、算数は中学年の単元)
  • 国語:みじかなものを詩にする、一つの言葉からイメージを広げて書き出していく。
  • 算数:「大きな数」「小数のかけ算」の第1時
  • 生活科:「スーパーマーケット」、「こん虫を育てよう」の第1時
  • 授業後、黒板を消すように指示がある。

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

あわせて読みたい
【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岩手県の教育については
岩手県教育振興計画の概要
が必読です。また、
校長及び教員の資質の向上に関する指標
にも一度は目を通し、岩手県への理解を深めておくことをおすすめします。

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面接・模擬授業・小論文対策の資料
を用意しています。

詳しくはこちらのホームページから!
岸上隆文の教員採用試験対策塾

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