北海道・東北

【2022年】山形県教員採用試験のポイントと対策(模擬授業が実施されず)

山形県
岸上 隆文

人口減少・高齢化、技術革新、グローバル化、子供の貧困、地域間格差。
こういった社会の状況に対応しようとする山形県。教員に求める資質・能力も多岐に渡っています。山形の教育について理解を深め、しっかりと対策をしていきましょう。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。詳細はお知らせ(教員選考試験の変更点等)をご確認ください。

  1. 試験内容の変更
    一次試験の集団討議・実技「水泳」を実施せず
    二次試験の模擬授業等を実施せず
  2. 講師等特別選考の年齢資格が一般選考と同じ59歳までに変更
  3. 大学推薦の新設

受験生に有利な変更が目立ちます。一部の試験が行われないことにより、受験生の負担がかなり減ります。勉強や対策の時間が減り、試験時間も半減します。

山形県が採用時に求める教員の姿

「つなぐ ~いのち、学び、地域~」
のテーマのもと、山形県が採用時に求める教員の姿として、4つの教員像が挙げられています。
山形県の教育のテーマ、基本目標、目指す人間像(リーフレット版)より)

1 児童生徒への深い教育愛と教育に対する強い使命感、責任感のある方

2 明るく心身ともに健康で、高い倫理観と規範意識を備え、法令を遵守する方 

3 豊かな教養とより高い専門性を身につけるために、常に学び、自らを向上させる姿勢をもち続ける方

4 山形県の教員として、郷土を愛する心をもち、人とのつながりを大切にして、地域社会においてよりよい学校を築こうとする方

これらのことが求められていますが、
どのようにアピールしていくのがいいのでしょうか。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。令和4年度採用山形県公立学校教員選考試験実施要項より。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校200名約190名
中学校85名約85名同程度
高校40名約30名
特別支援31名約35名微増
養護教諭30名約15名
栄養教諭1名若干名同程度
合計387名約355名

多くの校種で採用減となります。また、山形県は採用予定数よりも多く採用することがあまりないので、倍率は去年の2.2倍よりも

<追記>
志願者数が発表されました。
令和4年度採用山形県公立学校教員選考試験【志願者数一覧】
志願者は去年よりも10人多い910人です。全員が受験したなら、倍率は2.5倍になります。

ですが、実際には受験を辞退する人が出てくるので、倍率はここから下がります。去年だと90人が志願し、受験したのは862人でした。ですが、採用減と志願者増が組み合わさり、倍率は去年と同程度~微増になると予想しています。それでも全国平均の3.6倍に達することはありません。

とはいえ、油断は禁物です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

面接試験

山形県では第二次選考試験で個人面接(2回)が行われます。

評価の観点

「教師としての姿勢」
「広い教養と豊かな感性」
「高い倫理観」
「教育への理解」

(参考)第一次選考試験

第一次選考で集団討議が行われていた時の情報です。現在では行われていませんが、参考に掲載しています。

・集団討議
・5人グループ
・30分
・面接官2人
・50点(第一次選考試験 300点中)

過去の質問内容

・仕事につかない、すぐに離職するなど、若者の社会適応が課題となっている。子どもたちが将来、社会の一員として自立できるように、どのような取り組みが必要か
・山形県の教育目標にある「かかわり」について、子ども、家庭、地域とのかかわりについて、どう指導するか
・子どもによるネット上での誹謗中傷やいじめ、犯罪行為などの問題が発生している。子どもの情報モラルを醸成し、情報活用能力を育成するために取り組むべきことを発達段階を踏まえて討議せよ
・生きる力を身につけるには、どのようにすればよいのか
・教員としての働き方について、どのように考え、どのようなことを意識する必要があるか
・子どもたちが、将来、自立して生きていくためには、働くことの意義を適切に理解し、主体的に進路を決定できるようにしていくことが重要である。一人ひとりの勤労観や職業観を育てるために、教員としてどのようなことに取り組んでいくべきか
・子どもにとって、魅力のある先生とはどのような先生か。あなたが考える教員としての魅力とは何か。あなたが目指す教員になるためにはどんな力を身につけていくべきか。具体的な教員像を示しながら討議せよ

第二次選考試験(個人面接)

・個人面接
・15分
・面接官3人
・210点(個人面接1)
・140点(個人面接2)

過去の質問内容

<個人面接1>
・山形県を志望した理由は
・教員を志望した理由は
・人間性を高めるために何をしていきたいか
・子どもの時、どんな子どもだったか
・現在の子どもは自分が子どもだった頃と何が違うか
・ボランティア経験は
→そこから何が学べたか
・授業中に集中できず、離籍する子どもにどう対応するか
・暴力をふるう子どもにどう対応するか
・人生で一番感動したことは
・教育実習で学んだことは
・教育実習で教員に向いていると思った点は
・向いてないと思った点は
・学級になじめない子へどう支援するか
・山形県の学力の状況は
・山形の「探究型学習」について
・集団か個ではどちらを重点的に育てたいか
・アルバイトやパートの経験から学んだことは

<個人面接2>
・勤務地の希望はあるか
・職場で人間関係で気をつけていることは
・教員の不祥事をどう思うか
・飲酒運転はどう防げばよいか
・子どもからどんな先生と思われていると考えるか
・友人からどんな人だと思われているか
・子どもを叱る時に意識していることは
・教員が子どもに謝ることについてどう思うか
・保護者が「先生にだけお話ししますが…、」と前置きをして相談してきたらどうするか
・好きな教科とその楽しさとは

(参考)模擬授業

2021年実施の試験では、模擬授業が実施されません。過去の情報を参考に掲載しています。
模擬授業のポイント、留意点など

評価の観点

・模擬授業等では、
「構成力」
「表現力」
「対応力」等

について評価する。

・150点

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

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【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岸上 隆文

山形県が着任時の教員に求める姿や、今後必要になる資質・能力がまとめられています。山形県が求める資質・能力が分かれば、面接試験での受け答えも変わってくるでしょう。
山形県教員「指標」

また、こちらも山形県の教育を知るのにいい資料です。
山形県教育、学術及び文化の振興に関する施策の大綱
第6次山形県教育振興計画(後期計画)(概要版)(PDF:1,241KB)

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を用意しています。

詳しくはこちらのホームページから!
岸上隆文の教員採用試験対策塾

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