

茨城県は他県と比べて資格を持つ受験者への加点が充実しています。例えば専修免許取得やポルトガル語やスペイン語といった語学の検定〇級以上、情報処理技術の資格など幅広くあります。自分の特技があれば大きなアドバンテージとなりますので、要項を確認してみることをオススメします。
この記事を書いた人

- 教採塾ブログ管理人
- 教採対策サークル主宰
- これまでに多くの合格者を輩出
- 教員経験 小学校・中学
X:https://twitter.com/isshi_ec
教採情報や教員お役立ち情報を発信
フォローよろしくお願いします。
公式LINEでも教採に役立つ情報を発信中。
お友達追加するだけで対策資料4つを
🎁無料プレゼント🎁
ぜひお友達登録をお願いします😃

試験の変更点
以下の変更点があります。
多くの変更点があります。詳細は茨城県教育委員会HPでご確認ください。
- 試験日程の前倒し
昨年度より1か月程度前倒しで実施し、8月に合格発表 - 第1次試験「専門教科・科目」の試験内容変更
・中学校「英語」は全て英文での出題
・高等学校「情報」は記述方式からマークシート方式に変更 - 第2次試験の試験内容変更
(旧)「小論文」・「集団討論」・「個人面接」
(新)「模擬授業又は集団活動」・「個人面接」
※口述・実技試験に変更なし - 電子申請による出願方法の簡略化
- 一般選考の特例「国際貢献活動等経験者の一部試験の免除」の受験資格の拡充
在外教育施設での勤務経験を有する者を対象に追加 - 一般選考の特例「社会人経験者の一部試験の免除」の出願時提出書類の簡略化
「勤務実績証明書」の提出時期を、出願時から第2次試験合格発表後に変更 - 加点制度の提出書類の簡略化
教員免許状等の原本証明を廃止
取得見込証明書の提出時期が出願時から第1次試験当日に変更
去年から相次いで試験の変更点がありますが、共通していることは
人材の確保
です。試験内容の変更や出願の簡略化など、受験者にとって有利な変更点が多いです。それだけ人材の確保に躍起になっていることが伺えます。茨城県の教員を目指す人にとって、合格のチャンスは広がっています!
茨城県の求める人物像は
茨城県が求める人物像は5つあります。
(茨城県教育委員会HPより)
1 教育者としての資質能力に優れた、人間性豊かな教師
2 使命感に燃え、やる気と情熱をもって教育にあたることができる活力に満ちた教師
3 広い教養を身に付け、子どもとともに積極的に教育活動のできる指導力のある教師
4 子どもが好きで、子どもとともに考え、子どもの気持ちを理解できる教師
5 心身ともに健康で、明るく積極的な教師
これらのことが求められています。
倍率と採用予定者数
去年の合格者数と今年の採用予定数を比べてみましょう。
茨城県教育委員会HPより。
校種 | 採用予定数 | 去年の採用予定数 | 増減 |
小学校 | 410名 | 約410名 | 同程度 |
中学校 | 280名 | 約280名 | 同程度 |
高校 | 130名 | 約130名 | 同程度 |
特別支援 | 110名 | 約100名 | 同程度 |
養護教諭 | 33名 | 約21名 | 増 |
栄養教諭 | 2名 | 約3名 | 同程度 |
高校実習助手 | 3名 | 約2名 | 同程度 |
特支実習助手 | 1名 | 約1名 | 同程度 |
合計 | 969名 | 約947名 | 増 |
ほとんどの校種で去年の合格者数よりも少ない採用予定数となります。しかし、倍率は低倍率化することが予想されます。
それには2つの理由があります。
①採用予定数よりも合格者数が多い
②教員人気の低下により受験者数が減る
それぞれ解説します。
①採用予定数よりも合格者数が多い
茨城県では採用予定数よりも合格者が多くなる傾向があります。去年であれば約947名の採用予定に対して1123名の合格者がいます。そして今年の採用予定者数は約969人と、去年よりも多いです。去年よりも合格者数が増えることが期待できます。
②教員人気の低下により受験者数が減る
教員の人気が低下し、全国的に教採の受験者数は減っています。茨城県も同様の傾向が見られます。また、教育委員会の資料で受験者数が増えているようにも見えますが、去年は併願受験の新設が多くあったことがその理由です。実際の受験者数はわかりませんが、志願倍率よりも低倍率になることは確実です。
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
R4 | 3780人 | 989人 | 3.8倍 |
R5 | 3558人 | 1123人 | 3.1倍 |
去年の志願倍率は3.1倍ですが、受験倍率は3.0倍でした。全国平均とほぼ同じで、今年はさらに倍率が低下することが予想されます。
倍率に不安がある方は併願受験を考えてみるといいでしょう。併願受験にはメリットが多いです。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと
教採対策オススメ書籍
教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
など。
その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
・安い
と、メリットはたくさんあります。
もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。
教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。
続きを見る
合格したいなら必読の教採オススメ書籍まとめ
筆記試験
専門教養が出題されます。
校種・教科によって問題の難易度や得点すべき点数が異なります。おおむね6割が合格点の目安となりますが、それでも届かない時もあります。対策はしっかりとおこなってしてください。
対策は過去問を繰り返し解くのがオススメです。
過去問は早めに買わないと売り切れて、再入荷まで数週間待たされることが多いです。過去問の購入は早めにおこなうといいでしょう。
教採対策オススメ書籍
教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
など。
その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
・安い
と、メリットはたくさんあります。
もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。
教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。
続きを見る
合格したいなら必読の教採オススメ書籍まとめ
個人面接・集団活動
茨城県では第2次試験で
・個人面接(特支は集団活動)
・模擬授業
・口述試験(中高英語)
・実技試験(保体・音楽・美術・書道・家庭・技術)
が行われます。
集団活動
- 8人グループ
- 面接官3人
- 240点
- 指定されたテーマに沿って、8名程度のグループによる協働作業を行います。
評価基準
設定した評価基準に基づき、3名の面接員が7段階で評定します。
【評価の観点】
・態度
・協働性
・コミュニケーション力
等
個人面接
- 面接官3人
- 30分
- 240点
評価基準
設定した評価基準に基づき、3名の面接員が7段階で評定します。
【評価の観点】
・ 使命感
・堅実性
・判断力
等
面接での質問例
- 教員の志望理由
- 茨城県の志望理由
- 理想の教員像
→そのために努力していることは - 教員に必要な資質を1つ
→どうやって身に付けるか - ボランティア経験は
→そこから学んだことをどう教育に活かすか - 部活・サークルで学んだことは
→そこから学んだことをどう教育に活かすか - 長所は
→長所はどう教育に活かすか - 短所は
→どう改善するか - 大学で取り組んだことは
- 教育実習で学んだことは
- 自己PR(2分)
- 理想の学級とは
- 普段の学級経営で心がけていること
- 今までにあった困難は
→どう乗り越えたか - 授業で大切にしていることは
- 子どもの意欲を引き出す工夫は
- 興味が持ちにくい内容を授業でする時の工夫は
- 授業中、子どもの学力差を埋めるにはどうするか
- 子どもとの信頼関係をどう築くか
- 保護者が学校に求めることは何だと考えるか
- 保護者の価値観は様々だが、保護者会でどのような対応をするか
- 保護者から信頼される教師とは
- 保護者からのクレームにどう対応するか
- 地域の方から「子ども達が広がって道を歩いていたので注意したが、聞いてもらえなかった。学校ではどう指導しているのか。」と連絡があったらどう対応するか
- 最近の気になるニュースは
- 情報化の中で子どもに付けさせたい力は
- ICT機器の活用で気をつけたいことは
- 子どもの貧困についての考え
- いじめの未然防止のためにできることは
- もしいじめが起きたらどうするか
- 子ども同士の関係を深めるためにどのような取り組みをするか
- 休み時間に一人で過ごす子にどう関わるか
- ケンカが起きた時にどうするか
面接の対応力を上げるには
教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・免除にならない
・自治体によっては、面接の点数順に一次合格になる
と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。
面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。
教採塾ブログでは専門スタッフによる面接練習をおこなっています。
A判定の取得経験のあるスタッフが面接練習をして
- あなたの長所と短所
- 短所の改善方法
- より面接官に伝わる面接の仕方
などをお伝えします。詳細は以下でご紹介しています。
また、面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法

模擬授業
- 面接官3人
- 240点
評価基準
設定した評価基準に基づき、3名の面接員が7段階で評定します。
【評価の観点】
・表現力
・伝える力
・創意工夫
等
過去の課題
- 卒業学年の担任だとして、卒業式を終えた学級に向けて何を話すか
- 卒業学年の担任だとして、卒業式の式場設営をしてくれた他学年に対してどう話すか
- 台風の接近により、給食後に子どもを下校させることになった。帰りの会でどのような指導をするか
→どのような実態を想定したか
→配慮したことは何か - 明日、あなたの学級に他県からの転校生が来ることになった。帰りの会で子どもにどのような話をするか

茨城県の教育については、次の資料を読むことで理解を深めることができます。
いばらき教育プラン 概要版
この記事を書いた人

- 教採塾ブログ管理人
- 教採対策サークル主宰
- これまでに多くの合格者を輩出
- 教員経験 小学校・中学
X:https://twitter.com/isshi_ec
教採情報や教員お役立ち情報を発信
フォローよろしくお願いします。
公式LINEでも教採に役立つ情報を発信中。
お友達追加するだけで対策資料4つを
🎁無料プレゼント🎁
ぜひお友達登録をお願いします😃
