関東

【2022年】茨城県教員採用試験のポイントと対策(人材確保に躍起)

岸上 隆文

茨城県は他県と比べて資格を持つ受験者への加点が充実しています。例えば専修免許取得やポルトガル語やスペイン語といった語学の検定〇級以上、情報処理技術の資格など幅広くあります。自分の特技があれば大きなアドバンテージとなりますので、要項を確認してみることをオススメします。

試験の変更点

1 第1次試験が6月実施になり、他都道府県との併願が可能に
2 第1次試験を県外会場でも実施(東京、名古屋、仙台)
3 第1次試験の試験内容変更
  →一般教養試験の廃止、口述試験。実技試験を第2次試験に移行

4 「いばらき輝く教師塾」修了生特別選考の実施
5 スペシャリスト選考を拡充
  →理科専門教諭(小学校)、理療(特支)の追加
6 出願が電子申請のみに変更

いくつかの変更点がありますが、共通していることは
人材の確保
です。県外会場の実施や試験内容の簡素化、選考枠の拡充と、どれも多くの人に受験してもらうための変更点です。中でも「他都道府県との併願を可能に」と公式に表明するのは、よほど人手不足なのしょう。合格のチャンスは広がっています!

茨城県の求める人物像は

茨城県が求める人物像は5つあります。
パンフレット「茨城県の先生になろう」より)

1 教育者としての資質能力に優れた,人間性豊かな教師

2 使命感に燃え,やる気と情熱をもって教育にあたることができる活力に満ちた教師

3 広い教養を身に付け,子どもとともに積極的に教育活動のできる指導力のある教師

4 子どもが好きで,子どもとともに考え,子どもの気持ちを理解できる教師

5 心身ともに健康で,明るく積極的な教師

これらのことが求められています。

倍率や採用予定者数は

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数増減
小学校419約390名
中学校305約290名
高校162約130名
特別支援92約90名同程度
養護教諭45約37名
栄養教諭7約4名
高校実習助手5約2名
特支実習助手2約2名同程度
合計1030約945名

採用予定数は去年の合格者数から減少します。ですが、去年の採用予定数を見ると、どの校種に予定数よりも多く採用しています。ですので、採用数は大差ないだろうと考えています。(高校は減少幅が大きいので採用数も減るでしょう)

倍率についてですが、志願状況が発表されています。これを見る限りでは志願者数は増え、採用予定数減もあるので倍率は増加するように見えます。

ですが思い出してください。茨城県は不自然なまでに志願者数を集めています。(ページ上部の「試験の変更点」参照)志願者数はブーストされている状態です。当日の受験者は志願者数より少なくなるでしょう。

よって、実際の受験倍率は去年(2.7倍)と同程度になると予想しています。
県が推奨している併願ですが、実際にメリットは多いです。今後受験される方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
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個人面接・集団討論

茨城県では第2次試験で集団討論と個人面接が行われます。

集団討論

・8人グループ
・30分
・面接官3人
・120点
・テーマが発表されてから5分の考える時間が与えられます。

評価基準

1グループ5~10名での討論等を,3名の面接員が,設定した評価基準に基づき,7段階で評定します。

【評価の観点】
意欲,
熱意,
積極性,
リーダーシップ等

過去に出題されたテーマ

・インターネットなどの情報教育を行う時の指導のポイントを5つまとめて挙げよ
・清掃活動を活性化するための指導のポイントを挙げて、優先順位をつけてまとめよ
・人権教育の推進で、互いに認め合える子どもを育成するための指導のポイントを挙げて、優先順位をつけてまとめよ
・道徳教育で命の大切さを指導する際のポイントを挙げて、優先順位をつけてまとめよ
・特別支援教育で「いきいきとした生活」を送れるようにするための指導のポイントを挙げて、優先順位をつけてまとめよ
・友達が作れない児童にどのような実践をしていくか
・規範意識の低下について、学校でどのように取り組むか
・自尊心の低下について、学校でどのように取り組むか

個人面接

・面接官3人
・30分
・240点

評価基準

設定した評価基準に基づき,民間企業の方の1名を含む3名の面接員が7段階で評定します。

【評価の観点】
使命感,
堅実性,
判断力等

面接での質問例

・教員の志望理由
・茨城県の志望理由
・理想の教員像
→そのために努力していることは
・教員に必要な資質を1つ
→どうやって身に付けるか
・ボランティア経験は
→そこから学んだことをどう教育に活かすか
・部活・サークルで学んだことは
→そこから学んだことをどう教育に活かすか
・長所は
→長所はどう教育に活かすか
・短所は
→どう改善するか
・大学で取り組んだことは
・教育実習で学んだことは
・自己PR(2分)
・理想の学級とは
・普段の学級経営で心がけていること
・今までにあった困難は
→どう乗り越えたか
・授業で大切にしていることは
・子どもの意欲を引き出す工夫は
・興味が持ちにくい内容を授業でする時の工夫は
・授業中、子どもの学力差を埋めるにはどうするか
・子どもとの信頼関係をどう築くか
・保護者が学校に求めることは何だと考えるか
・保護者の価値観は様々だが、保護者会でどのような対応をするか
・保護者から信頼される教師とは
・保護者からのクレームにどう対応するか
・地域の方から「子ども達が広がって道を歩いていたので注意したが、聞いてもらえなかった。学校ではどう指導しているのか。」と連絡があったらどう対応するか
・最近の気になるニュースは
・情報化の中で子どもに付けさせたい力は
・ICT機器の活用で気をつけたいことは
・子どもの貧困についての考え
・いじめの未然防止のためにできることは
・もしいじめが起きたらどうするか
・子ども同士の関係を深めるためにどのような取り組みをするか
・休み時間に一人で過ごす子にどう関わるか
・ケンカが起きた時にどうするか

模擬授業・場面指導

評価基準

設定した評価基準に基づき,民間企業の方の1名を含む3名の面接員が7段階で評定します。

個人面接において,与えられた課題に対して模擬授業・場面指導等を行います。(全校種)
【評価の観点】
表現力,
態度,
内容等

過去の課題

・卒業学年の担任だとして、卒業式を終えた学級に向けて何を話すか
・卒業学年の担任だとして、卒業式の式場設営をしてくれた他学年に対してどう話すか
・台風の接近により、給食後に子どもを下校させることになった。帰りの会でどのような指導をするか
→どのような実態を想定したか
→配慮したことは何か
・明日、あなたの学級に他県からの転校生が来ることになった。帰りの会で子どもにどのような話をするか

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岸上 隆文

茨城県の教育については、次の資料を読むことで理解を深めることができます。
いばらき教育プラン 概要版

教採塾では
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面接・模擬授業・小論文対策の資料
を用意しています。

詳しくはこちらのホームページから!
岸上隆文の教員採用試験対策塾

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