関東

【2023年】群馬県教員採用試験のポイントと対策(採用数大幅増!)

群馬県

群馬県は県の置かれた状況に対応し、今後の群馬県を支える人を育てられる教員を強く求めています。県の求める人物や施策を見ながら、その対策を考えていきましょう。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。
詳細は試験案内をご確認ください。

  1. 出願時の電子申請で書類の添付が必要
  2. 特別支援学校教員の所有免許状による加点が変更
  3. 養護教員の実技試験を小・中学校教員の実技試験と同日に変更
  4. 高等学校教員志願者で、大学院へ進学する人又は大学院に在学中の人への特別措置を変更

群馬県の求める人物像は

群馬県が求める人物像は3つあります。
試験要項より)

1 社会人としての優れた識見を有する教員
○広く豊かな教養を身に付け、社会人として適切に判断して行動することができる。
○高い倫理観と規範意識を備え、児童生徒の鑑(手本)となる言動をとることができる。
○自らの職責を自覚し、責任をもって職務を遂行することができる。

2 幅広い視野と高い専門性を有する教員
○教科等に関する専門的な知識や技能を有し、主体的・対話的で深い学びにより、群馬の子供たちに、「時代を切り拓く力」を育むことができる。
○情報化やグローバル化など社会の変化をとらえ、専門性を高めるために日々努力し、学び続けることができる。
○児童生徒の実態や発達の段階を踏まえ、一人一人の多様性を尊重し、その可能性を最大限に伸ばすとともに、共生社会の形成を目指すことができる。
○学校教育目標の実現に向けて、保護者や地域の思いや願いを生かしながら、組織的・計画的に教育活動を行うことができる。

3 豊かな人間性とコミュニケーション能力を有する教員
○教育的愛情と指導への情熱をもち、多様な考えや特性を認めながら児童生徒の可能性を伸ばすことができる。
○組織の一員としての自覚をもって連携・協力するとともに、互いに高め合うことができる。
○郷土の歴史や文化、生活等について理解し、保護者や地域、関係機関等と連携することができる。

第3期群馬県教育振興基本計画
を見ると、群馬県が推進していこうとする教育施策が分かります。
人口減やグローバル化していく環境に対して、どのように教員として働きかけていくかの視点を持つことが大事です。
https://www.pref.gunma.jp/contents/100104633.pdf

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小・中学校小110名
中190名
330名
高校45名55名
特別支援51名50名同程度
養護教諭17名25名
合計413名460名

採用予定数は特別支援以外で去年の採用数よりも増えています。特別支援も去年と同程度です。
全体としては50人程多い採用予定です。

倍率については教員の人気が低迷していることもあり、倍率は去年の4.5倍よりも下がると予想しています。

とはいえ、油断は禁物です。4.5倍は教採の全国平均である3.4倍よりもかなり高い倍率です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教員の働き方に不安を感じるなら

教員に人気が低迷していることに、教員の働き方の過酷さが大きな原因として挙げられます。
・長時間労働
・支払われない残業代
・やりがい搾取
・異常なストレス
 など
残念ながら、合格されたのに辞める方も少なくありません。

幸せな教員生活を送れたら一番なのですが、現実はなかなかそうもいかないようです。
もし教員の働き方に疑問を感じるなら、次の記事がオススメです。

【教員辞めたい】教員からの転職、退職から転職までの4ステップまとめ

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よく読まれてます
【体験談】教員からの転職でオススメの業界【ブラックからホワイトへ】

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小論文試験

第1次選考で小論文試験が実施されます。

  • 30分
  • 500~600字以内
  • 50点満点

試験時間は30分で、500~600字が必要です。

30分ということを思うと余裕はあまりありません。課題の内容を把握し、書く内容を考えるのにはある程度の時間を必要とします。本番までには練習を重ねて、客観性や一貫性のある文章が書けるようにしておきたいところです。

例として設問を見てみましょう。

令和3年 小論文題
小学校・養護教諭
 文部科学省は、これまで原則禁止としていた小・中学生のスマートフォンや携帯電話の学校への持ち込みを、小学校は原則禁止のまま、中学校では一定の条件のもとで持ち込みを認めることが妥当であるという考えを示しました。このことについて、あなたの考えを500字以上600字以内で書きなさい。

中学校・高等学校・特別支援
 インクルーシブ教育システムにおいては、障害のある子供とない子供が、できるだけ同じ場で共に学ぶことを目指している。このことについて、あなたの考えを500字以上600字以内で書きなさい。

引用 群馬県教育委員会 令和3年度群馬県学校教員採用候補者選考試験

ここで重要なのは

・問題の把握
・問題に対する方策

これらを最初に考えることです。
最初の5分くらいなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。

論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。

小論文の書き方ですが、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。
10回合格してわかった~合格できる教採小論文の対策

面接試験

配点

第2次選考における面接の配点が非常に大きいです。
700点(実技なし)~900点(実技あり)のうち
600点(個人400点+集団200点)が面接試験です。

面接を制すれば第2次選考を制することができるでしょう。
また、その配点やランクについては群馬県公立学校教員選考試験の配点及び選考基準についてで確認することができます。

個人面接

  • 25分
  • 面接官2人

過去の質問内容

  • 教員の志望理由
  • 群馬県を志望した理由
  • 理想の教員像
    →近づくために努力していることは
  • 教員の不祥事についてどう思うか
  • なぜ不祥事が起こると思うか
  • ストレス解消法は
  • どんな学校を作っていきたいか
  • 指導で心がけていること
  • 保護者からのクレームがあったらどう対応するか
  • 僻地でも勤務可能か
  • 家庭の教育力低下について、原因は何だと思うか
    →どう対策すればよいか
  • キャリア教育で大切にしたいことは
  • 教育の原点は何だと思うか
  • 教育を色で表すと何色か
  • 今の学校現場の課題は何か
  • 群馬県で教師をしようと思った理由を3つ
  • 群馬県の子どもに付けたい力は
  • 群馬県で体罰が多く確認されたが、それについてどう思うか
  • 体罰を防ぐにはどうすればよいと考えるか
  • 群馬県の自然の良いところは

集団面接

過去の質問内容

  • 子どもに最もつけさせたい力は何か
  • 保護者が学校に求めていることは何か
  • いじめはなぜ起こるか
  • いじめを防ぐにはどうすればよいか
  • いじめられている子どもにどう対応するか
  • 今の子どもの良い所、足りない所
  • なりたくない先生は
  • 長所と短所
  • 自分の使命は
  • 社会問題で気になることは
  • 授業で子どもの学力差が出るが、どうしているか
  • 学級でトラブルが起きた時の対応で苦手なことは何か
    →その克服法は
  • 自分を漢字1字に例えると何か
  • グループに入れない子にどう指導するか

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる
と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人に共通していることがあります。
それは深い自己理解ができていないことです。
面接では法規的なことよりも、受験者自身のことが多く聞かれます。自己理解が深い人ほど、面接は有利に進められます。

自己理解を深め、合格を近づける秘訣は以下の記事にまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。

多くの人は教採合格に重要な自己理解が浅いです【オススメ分析方法3選】

続きを見る

場面指導

個人面接の中で場面指導があります。

過去の課題

  • 「思春期の子供にどう接したらいいかわからない。」と母親から相談があった。担任ならどう対応するか
  • 小学6年男児の父親か「家でゲームばかりしていて困る。」と相談を受けた時にどうするか(低学力、友達多い、姉と兄がいる3兄弟の末っ子)
  • 不登校傾向の子どもの親から「引っ張り出してでも学校に連れていってほしい。」と相談を受けたら
  • 小4女児が「学級のAがうるさいから学校に行きたくない。」と訴え、母親が学校に相談してきたらどうするか

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

あわせて読みたい
【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

群馬県は面接の配点が非常に高いため、しっかりと対策と練習を重ねて臨みたいところです。
第3期群馬県教育振興基本計画 概要版
は群馬県の教育への理解を深めるのにとても参考になります。

教採塾では
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教採対策セミナー
面接・模擬授業・小論文対策の資料
を用意しています。

詳しくはこちらのホームページから!
岸上隆文の教員採用試験対策塾

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