関東

【2023年】東京都教員採用試験のポイントと対策(倍率低下が濃厚)

東京都教員採用試験
管理人

採用数が断トツの日本最大の自治体。
採用予定数を見ると大きな変化があります。

また「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」など、時代の流れに合わせて教育の在り方にも変化をつけているのが大きな特徴です。

東京都の求める人物像は

東京都が求める人物像は4つあります。
東京都教育委員会HPより)

教育に対する熱意と使命感を持つ教師
・子供に対する深い愛情
・教育者としての責任感と誇り
・高い倫理観と社会的常識

豊かな人間性と思いやりのある教師
・温かい心、柔軟な発想や思考
・幅広いコミュニケーション能力

子供の良さや可能性を引き出し伸ばすことができる教師
・一人一人の良さや可能性を見抜く力
・教科等に関する高い指導力
・自己研さんに励む力

組織人としての責任感、協調性を有し、互いに高め合う教師
・より高い目標にチャレンジする意欲
・若手教員を育てる力
・経営参加への意欲

また、東京都が目指す教育を読み、東京都への理解を深めておくのがおすすめです。

倍率はどうなるか

去年の合格者数と今年の採用予定者数を比較してみましょう。
実施要項より。

校種昨年度の合格者数採用予定数採用数
小学校 合計11641200
 小学校全科1147
 理科コース10上限50
 英語コース7上限30
中高共通9391080
小中-音楽・美術音楽44 美術4880
小中高-家庭4940
中学-技術2130
高校-情報・工業・農業情報3 工業19 農業740
特別支援-小学部10890
特別支援-中学部-技術0若干名-
特別支援-中高
国語・社会・数学・
理科・英語・保健体育・
音楽・美術・家庭
83130
特別支援-自立活動2若干名-
特別支援学校全体193180+若干名
養護教諭9580
特別選考(教師養成塾)58非公開-
特別選考(介護福祉士)2非公開-
特別選考(調理師)非公開-
特別選考(青年海外協力隊)4非公開-
特別選考(在外教育施設)3非公開-
全体26502770

校種ごとに増減はありますが、全体でみると採用人数が昨年よりも120人増える予定です。しかも東京都は毎年予定数よりも多く採用しています。2770人よりも多く採用されることが考えられます。

また、教員の人気が低下していることもあり、志願者は去年よりも減ることが予想されます。結果として倍率は去年の3.2倍(全国平均3.4倍)を下回ると予想されます。

倍率が気になる方は併願を考えるというのも手段の1つです。
去年の試験結果から、倍率の低い自治体を受験するのもいいでしょう。
去年の教採に見る今年の狙い目

教採対策オススメ書籍

教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
などなど。

その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
安い
と、メリットはたくさんあります。

もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。

教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。

あわせて読みたい
合格したいなら必読の教採オススメ書籍まとめ

続きを見る

論文試験

第一次選考で論文試験が実施されます。
試験時間は70分と長く、記述量も26行(910字)以上30行(1,050字)以内という字数の指定があります。

問題文を読み、内容を把握し、書く内容を考えるのにはある程度の時間を必要とします。文を書くのが得意、書く時のポイントがわかっているという人でなければ、ぶっつけ本番で書ききるのは難しい内容です。

例として設問を見てみましょう。

令和3年 一般選考 A問題小学校全科以外の校種等・教科 A問題
A 次の記述を読み、下の問題について、論述しなさい。
 年度初めの職員会議で、教務主任から、昨年度末に実施した生徒アンケートでは、「自分の考えや質問を述べて、積極的に授業に参加している」や「根拠や理由を明確にして自分の考えを述べることができる」に肯定的な回答をした生徒が少なかったこと、また、教科主任会では、複数の教科主任から、「授業で学んだ内容を自分なりに解釈したり、これまで学習した知識と結び付けて自分の考えを形成したりすることができていない」ことが課題として挙げられたとの報告があった。
 その上で、教務主任から、「今年度、各教科等の指導において、『言語活動の充実を図り、言語能力の向上を目指す』を重点事項にしたいと思います。」と示された。
 職員会議終了後、教務主任からあなたに、「先ほどの重点事項に基づいて、どのように学習指導に取り組んでいくか、具体的に考える必要がありますね。」と話があった。

問題
 教務主任の発言を受けて、あなたならどのように学習指導に取り組んでいくか、志望する校種と教科等に即して、具体的な方策を二つ挙げ、それぞれ10行(350字)程度で述べなさい。また、その方策を考える上での問題意識を明確にし、全体で30行(1,050字)以内で論述しなさい。ただし、26行(910字)を超えること。

引用 東京都教育委員会 令和3年度東京都公立学校教員採用候補者選考 第一次選考

ここで重要なのは

・問題の把握
・問題に対する方策(二つ)

これらを最初に考えることです。
最初の5~10分までなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。

論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。

小論文の書き方ですが、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。
10回合格してわかった~合格できる教採小論文の対策

また、小論文対策のオススメ書籍をまとめています。
こちらも勉強の参考にしてみてください。

筆記試験対策オススメ本3選

続きを見る

面接試験

東京都では第一次選考の筆記試験を合格した人が
第二次選考の面接を受けられます。

集団面接
試験時間:40分
面接官:3人
受験者:5人(人数調整で4人の場合も)

〇内容
 指定された課題について、受験者間の話合いや
 質疑応答を行う。
〇主な評価の観点
 教職への理解、教科等の指導力、対応力、将来性、
 心身の健康と人間的な魅力等を評価する。

個人面接
時間:30分
面接官:3人

〇内容
 受験者があらかじめ作成し面接当日に提出する
 「面接票」及び「単元指導計画」等を基にして、
 質疑応答を行う。
〇主な評価の観点
 教職への理解、教科等の指導力、対応力、将来性、
 心身の健康と人間的な魅力等を評価する。

質問内容例

  • 志望理由
  • 学生時代、熱心に取り組んだこと
  • 主体性とは
  • 児童生徒がネットを使うことについて
  • すぐ辞める教員について
  • 同僚がトラブルを抱えていたらどうするか
  • 保護者との信頼関係をどうやって築くか
  • 小学4年生の算数で、子供が一番つまづく単元は何か
  • 東京都を志望した理由
  • 中学、高校、大学で最も力を入れたことは
  • 大学時代のサークルで学んだことは
  • 教育実習で学んだことは
  • 最も成果を上げたことは
  • 学級に発達障害児がいたらどうするか
  • →その子が自分の手に負えなくなったらどうするか
  • 学力の高い子と低い子にどのように配慮をするか
  • 作業の早い子と遅い子への配慮はどうするか
  • 学力の低い子にはどのように指導するか
  • 豊かな心の育み方とは
  • 現代の教育活動の課題は何だと思う
  • いじめられたと訴えがあったどうするか
  • いじめを防ぐには
  • 担任、初日の学級での挨拶をどうするか

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる

と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。

面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法

単元指導計画

指定された学年・教科・単元の単元指導計画を事前に作り、
試験当日にその指導計画について質問されます。

その単元を選んだ理由や評価方法、学習活動についてなどが聞かれます。
コピーをとっておき、質問に備える準備は必要でしょう。

管理人

門戸がとても広い東京都。その教育の在り方やビジョンを知ることで面接の受け答えに差が現れます。公的な資料に目を通すことはおススメです。
東京都教育施策大綱
東京都教育ビジョン
東京都が目指すこれからの教育

スポンサーリンク

<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<!-- kyosaijuku-kishigami-pc -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-4823977368031872"
data-ad-slot="7542936846"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>

-関東
-, ,