近畿

【2022年】奈良県教員採用試験のポイントと対策(模擬授業と実技が選択制に)

奈良県
岸上 隆文

奈良県はICT環境の整備が遅れています。そのことを意識してか、2020年からICT機器を活用した模擬授業が導入されます。(中学の数学・技術のみ)そういった県の特徴も押さえるべきポイントです。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。詳細は 
令和4年度奈良県・大和高田市・県立大附属高 公立学校教員採用候補者選考試験受験案内 
をご確認ください。

  1. 小中学校免許所有の希望者に義務教育学校特別選考の新設
  2. 小学校2次試験の実技が音楽・体育から選択制に
  3. 小学校2次試験の模擬授業が国・社・算・理・英からの選択制に
  4. 障害者特別選考でならネット登録者は一般教養と集団面接を免除

奈良県が求める教員像は

県が求める教員像は3つあります。
教員募集パンフレットのP2より)

〇使命感や情熱にあふれ、愛情をもって児童生徒との信頼関係が築ける人

〇豊かな人間性をもち、深い専門知識に裏付けられた実践的な指導ができる人

奈良の伝統、文化を理解し、地域と社会的絆の中で子どもを育てれる人

これらのことが求められています。

また、教員募集パンフレットには教育長の言葉や教育理念なども掲載されています。奈良県の教育を知る上で重要ですので、一度は見ておく価値のあるパンフレットです。

では、奈良県の求める教員像をどのように捉え、面接でアピールしていくのがいいのでしょうか。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の採用予定者数採用予定数採用数
小学校120人110人程度
中学校105人100人程度同程度
高校57人58人程度同程度
特別支援30人25人程度
養護教諭10人10人程度同程度
栄養教諭6人3人程度
実習助手
寄宿舎指導員
3人2人程度同程度
合計331人308人程度

採用予定数は308人と去年から減りました。ですが、倍率については同程度~若干の低下と考えています。教員の人気が低迷しているからです。

<追記>
出願状況が発表されました。
出願状況
出願者数は去年よりも100人以上減っています。出願倍率は5.8倍と変わりません

ですが、実際の試験では出願辞退者が出てきます。去年の受験倍率は5.0倍でした。今年も似たような倍率になるでしょう。

全国平均の倍率が3.6倍であることと比較すると奈良県は厳しい県です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

面接試験

奈良県では1次試験で集団面接(討議)、2次試験で個人面接が行われます。

集団面接(討議)

・受験生7人
・2分の考える時間
・試験時間は35分
・面接官2人
・100点(1次試験450~500点満点中)

評価の内容

○教員としての職務を遂行するのにふさわしい能力・適性をもった人物を選考する。

集団面接(討議)
○集団面接(討議)では集団の中で発揮される資質や能力を評価する。
①客観的分析力
②論理的思考力
③対人間関係能力・協調性
④説得力

過去の質問内容

・「通学路」をもとに学校と地域の連携について
・自己有用感の育成について
・いじめをなくすためには
・情報モラル教育について
・ネット投稿炎上について
・少子高齢化社会について

個人面接

・個人面接(模擬授業含む)
・30分程度(最初の10分は模擬授業)
・面接官3人
・300点

評価の内容

○教員としての職務を遂行するのにふさわしい資質・能力・適性をもった人物を選考する。

○自立した社会人としての豊かな人間性、教育者としての識見、資質・適性等、総合的に優れた人物を選考する。
①自立した社会人としての豊かな人間性
②自己成長に向けた探究心
③問題解決や社会の変化に柔軟に対応できる能力
④教育者としての識見・資質・適性

過去の質問内容

・実習や講師経験で印象に残ってることは
・保護者の信頼を得るには
・不登校の子が登校してきたら、朝の会でどうする
・同僚からのアドバイスが自分の考えと違ってたらどうする
・発問の後、子どもの発言がなかなか出ない。どうするか
・今後、あなたが身につけたい力は?
・教師の多忙解消法は
・奈良で教える魅力は
・学校組織の中で大切にすべきことは
・教師が子どもとメールやLINEをすることについてどう考えるか
・ベテランの先生に負けないことは
・自分に足りない部分は

模擬授業

模擬授業は第2次試験の個人面接の最初10分で行われます。
過去の実施案内が教育委員会HPで公開されています。
令和2年実施分の実施案内
令和元年実施分の実施案内

過去の内容(小学校)

令和2年度実施
【小学校学習指導要領(平成29年告示) 社会 第2 各学年の目標及び内容 第5学年(P.54・55)】
2 内容
(4) 我が国の産業と情報との関わりについて,学習の問題を追究・解決する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(イ) 情報の種類,情報の活用の仕方などに着目して,産業における情報活用の現状を捉え,情報を生かして発展する産業が国民生活に果たす役割を考え,表現すること。

令和元年度実施
【小学校学習指導要領(平成29年告示) 算数 第2 各学年の目標及び内容 第5学年(P.82)】
2 内容
A 数と計算
(3) 小数の乗法及び除法に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 乗法及び除法の意味に着目し,乗数や除数が小数である場合まで数の範囲を広げて乗法及び除法の意味を捉え直すとともに,それらの計算の仕方を考えたり,それらを日常生活に生かしたりすること。

評価の内容

○教員としての職務を遂行するのにふさわしい資質・能力・適性をもった人物を選考する。

○生徒を引きつける魅力と授業力に優れた人物を選考する。
①表情・姿勢・態度
②表現力・的確な対応
③専門的知識・理解
④指導方法・創意工夫

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岸上 隆文

2019年より集団面接で討論が行われるようになりました。情報が少なく不安になりますが、内容としては教育問題としてよく耳にするものばかりです。日ごろから教育時事についてのアンテナを張っておくことで、落ち着いて対応できるはずです。
奈良県教育振興大綱 概要版
はとても参考になります。

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