近畿

【2024年】大阪府豊能地区教員採用試験の内容と倍率や合格へのポイント・対策

管理人

大阪府豊能地区は全国初の、政令指定都市以外の市・町による採用試験を行っています。3市2町にはそれぞれの特色があるので、リーフレットなどを参考に確認すると良いでしょう。また、豊能地区は過去問や評価の観点など、採用情報の公開量が非常に多いです。情報を上手く活用して対策を進めるといいでしょう。

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  • 教採塾ブログ管理人
  • 教採対策サークル主宰
  • これまでに多くの合格者を輩出
  • 教員経験 小学校・中学

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試験の変更点

2024年度実施の試験は以下の変更点があります。

詳しくは受験案内をご覧ください。

  • 栄養教諭の試験を中止
  • 「障害者対象の選考」の受験できる要件を満59歳まで引き上げ

豊能地区の「求める人物像」は

豊能地区が求める人物像は3つあります。
受験案内より。

教育への情熱
教育に情熱を持ち、一人ひとりの子どもに愛情を注げる人

確かな指導力
専門的知識・技能をもとに、子どもの個性を尊重し、的確な指導ができる人

豊かな人間性
広く豊かな教養と開かれた社会性を持ち、子どもや保護者、地域の方々を信頼関係が築ける人

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

去年(2023年度)実施された試験の合格者数と今年の採用予定数を比べてみましょう。

受験案内より。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校103名約100名同程度
中学校54名約60名
養護教諭2名若干名同程度
栄養教諭1名-
合計160名約160名

栄養教諭の採用が中止されました。栄養教諭を目指されている方は近隣の自治体を受験されるのがいいでしょう。
また、中学校での採用予定数が増え、全体としては合格者数と同程度の採用予定数です。

気になる倍率についてですが、低倍率化することが予想されます。採用予定数が変わらないことと教員の人気が低迷していることがその理由です。

豊能地区の受験者の推移を見てみましょう。
794人(R元年実施)→ 705人(R2年)→ 646人・4.2倍(R3年)→ 592人・3.7倍(R4年)
このように、豊能地区も教採受験者の数は年々減っています。今年は去年の3.7倍を下回ることが期待できます。

とはいえ、油断は禁物です。豊能地区の3.7倍は、教採の全国平均である3.2倍よりも高い倍率です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教採対策オススメ書籍

教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
など。

その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
安い
と、メリットはたくさんあります。

もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。

教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。

筆記試験

筆記試験は一般教養と教職の専門教養が出題されます。

一般教養は一般的な教養ですので、平均的な公立高校の入試問題が6割程度解けるレベルなら合格点を取れるでしょう。難易度も国数社理英と満遍なく出題されますが、苦手科目を得意科目の得点で補うことができます。全体で6割を取れるレベルを目指してください。

専門教養は校種・教科によって問題の難易度や得点すべき点数が異なります。おおむね6割が合格点の目安となりますが、それでも届かない時もあります。対策はしっかりとおこなってしてください。

対策は過去問を繰り返し解くのがオススメです。
過去問は早めに買わないと売り切れて、再入荷まで数週間待たされることが多いです。過去問の購入は早めにおこなうといいでしょう。

第1次選考

面接の注意点や面接員のタイムスケジュール、質問してはいけない事項などは以下URLより。
その他、2次選考の資料等もあります。
>>豊能地区 第1次選考 面接員の手引き&面接評定カード

集団面接

豊能地区の面接は次のような特徴があります。

  • 5~6人グループ
  • 30~40分
  • 面接官3人
  • 300点(第1次選考600点満点)
     ※面接テストのみの選考では600点

主な評価の観点

受験案内より

  • 社会人として望ましい態度であるか
  • 望ましい対人関係を築ける資質を備えているか

過去の質問内容

  • 自治体の志望理由
  • これまでに苦労したこと
  • 教師に必要な資質は
  • 自分の長所と短所
  • 短所をどう克服するか
  • 人生最大の壁は
  • どう乗り越えたか
  • 気になる教育課題
  • なぜそれを選んだか
  • どう解決していくか
  • 人間関係を築く時に大切にしていること
  • 周りからどのような人だと言われるか

第2次選考

豊能地区の面接員向けの配布資料や評定カードは以下URLより。
>>豊能地区 第2次選考 面接員の手引き&面接評定カード

個人面接・模擬対応

  • 20分(模擬対応との合計)
  • 面接官3人
  • 400点(第2次選考は800点満点)
     ※面接テストのみの選考では800点

主な評価の観点

受験案内より。

  • 教育を取り巻く状況や課題を理解しているか
  • 教職について理解し、意欲を持って取り組む姿勢はあるか
  • 教員としてふさわしい実践的なコミュニケーション能力を備えているか
  • 児童生徒に対して適切な言葉でわかりやすく説明できるか
  • 児童生徒の意欲を高め、関心を引きつけられるか
  • 組織の一員としての自覚を持ち、他者と協力しながら教育活動をすすめていこうとする姿勢はあるか。

面接での質問例

過去試験の詳しい流れや課題などは大阪府豊能地区教職員人事協議会HPで公開されています。

  • なぜ1次選考を合格できたと思うか
  • これまでに苦労したことと対処法は
  • 自分のクラスでいじめを見つけたらどうするか
  • 保護者にどう説明するか
  • ストレス解消法は
  • 特別な支援を要する子にどう対応するか
  • 自己PRを1分で
  • 豊能地区で教員になる決意を1分で

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・免除にならない
・自治体によっては、面接の点数順に一次合格になる

と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。

教採塾ブログでは専門スタッフによる面接練習をおこなっています。
A判定の取得経験のあるスタッフが面接練習をして

  • あなたの長所と短所
  • 短所の改善方法
  • より面接官に伝わる面接の仕方

などをお伝えします。詳細は以下でご紹介しています。

>> 教採塾ブログの面接練習について詳しくみる

また、面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法

模擬対応

模擬対応については
2次面接テスト時実施『模擬対応』について
という資料が公表されています。こちらをご参考ください。

実際の提示場面
■担任しているクラスのAさんは、最近頻繁に遅刻をしてきます。どうしたのかと聞いても「寝坊した」としか言わず、遅刻がおさまる気配はありません。あなたは放課後Aさんと話をすることになりました。対応を行ってください。
 なお、Aさんは小学校3年生の児童とします。

■あなたは中学校1年生の担任です。クラスのAさんは「どうせわたしは勉強ができない。」とよく言い、授業中も学習に消極的です。
 あなたは放課後にAさんと二人で話をすることになりました。Aさんへの対応を行ってください

実技試験

次の校種・教科で実技試験が課されます。

種目ごとに内容や試験時間などが異なります。
それらの詳細については
>>教採図書館
試験官に渡される公的資料が入手できます。

・採点員のタイムスケジュール
・行われる説明の詳細なセリフ
・試験内容の詳細
・評定票
など。

試験の失敗を防ぐための資料として役立ちます。
他では手に入れるのが困難な資料ですので、試験を有利に進めたい方は必見です。
>>教採図書館 豊能地区資料

管理人

豊能地区の5市町はそれぞれに教育の理念や課題があります。多文化共生やICTの拡充など、教育課題や施策をチェックして面接で対応できる引き出しを増やしておくといいでしょう。
箕面市教育大綱
池田市教育大綱
豊中市教育振興計画
豊能町教育大綱
能勢町教育大綱

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