近畿

【2023年】大阪府教員採用試験のポイントと対策(免許なしで出願可能!)

管理人

全国でも有数の採用数を誇る大阪府。
倍率も低めなので、チャンスの大きい自治体です。

試験の変更点

試験の変更点は2点あります。

  1. 複数免許取得による加点が追加
  2. 特支の免許がなくても出願可
    (二種免許取得に必要な単位を修得していること)

なんと、免許がなくても出願できるようになりました。
取得見込みではなく、単位を修得していればよいというとても珍しい条件です。

原文は次の通りです。
受験案内より

1 『小学校』の一般選考出願者(Ⅰ 一般対象者)のうち『中学校』の「国語」「社会」「数学」「理科」「保健体育」のいずれかの普通免許状を所有(見込みを含みます。)する者を対象に第1次選考・第2次選考において加点します。

2 『支援学校中学部』又は『支援学校高等部』出願者(『支援学校』併願者のうち『中学校』又は『高等学校』に出願する者も含む。)の出願に必要な免許状における特別支援学校教諭普通免許状の所有要件を、「令和5年4月1日時点で当該免許状を所有する者」だけでなく「令和4年 11 月 30 日時点で教育職員免許法第6条別表第7による特別支援学校教諭二種免許状取得のために必要な単位を修得していることを『学力に関する証明書』により証明できる者」も対象とします。

どちらも受験者に有利な変更点です。
該当する方にとってはチャンスです。

大阪府の求める人物像

大阪府が求める人物像は3つあります。
令和5年度公立学校教員採用選考テスト リーフレット
令和5年度大阪府公立学校教員採用選考テスト受験案内
より

豊かな人間性
何より子どもが好きで、子どもと共感でき、子どもに積極的に心を開いていくことができる人

実践的な専門性
幅広い識見や主体的・自律的に教育活動に当たる姿勢など、専門的知識・技能に裏打ちされた指導力を備えた人

開かれた社会性
保護者や地域の人々と相互連携を深めながら、信頼関係を築き、学校教育を通して家庭や地域に働きかけ、その思いを受け入れていく人

これらのことが求められています。

また、大阪府の教育についての理解を深めるために
「大阪府教育振興基本計画」
大阪教育力の向上」
に一度は目を通すのがいいでしょう。

採用予定人数から考える倍率

採用予定人数にどのような変化があったのか、去年の合格者数と今年の採用予定数を比較してみましょう。
( - としている部分は非公表)

校種・教科去年の合格者数採用予定数採用予定数
小学校
小中連携
519
(うち連携49)
約460
(うち連携約50)
中学校371約400
高等学校337約200
特別支援-幼稚園・小学部88約90
(男性約45・女性約45)
特別支援-中学部44約60
特別支援-高等部75約50
特別支援-自立活動0若干名-
理療1--
特別支援-全体208200+若干名同程度
養護教諭23約25同程度
栄養教諭9約10同程度
障がい者対象の選考-約30増?
合計14671345

採用予定数は全体で100人以上の減です。
中でも特支特支高等部は去年よりも50人減となっています。

管理人

ちなみに、過去2年の最終倍率は5.0倍 → 4.1倍と大幅に減少しています。
採用予定数は減りますが、受験者がそれ以上に減って倍率としてはする見込みです。
不安を感じるなら、併願を視野に入れるといいでしょう。
参考)2021年の教採に見る2022年の狙い目

教採対策オススメ書籍

教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
などなど。

その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
安い
と、メリットはたくさんあります。

もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。

教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。

あわせて読みたい
合格したいなら必読の教採オススメ書籍まとめ

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小論文

第3次選考で小学校志望者には小論文試験が実施されます。

・120分
・500字程度
・専門テストと同一時間に実施

試験時間120分で500字程度と聞くと簡単な試験に聞こえます。
ですが、国語、算数、理科、社会、英語についての専門テスト(択一式)と同時に実施されます。

ですので、時間配分が重要になります。専門テストにどれだけの時間を割くのか。小論文の構成を考えるのにどれだけの時間を使うのか。
多少の余裕時間も含めて時間の配分を考えておくといいでしょう。

問題文を読み、内容を把握し、書く内容を考えるのにはある程度の時間を必要とします。文を書くのが得意、書く時のポイントがわかっているという人でなければ、ぶっつけ本番で書ききるのは難しい内容です。

例として設問を見てみましょう。

主な評価の観点等
・社会的な背景や課題を把握しているか
・具体的かつ客観性のある内容を論理的に記述しているか

令和2年 小学校・小中いきいき連携
平成29年3月告示の学習指導要領総則には、各教科等の指導に当たっては、「単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと」と示されています。児童の「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」を実現するために、あなたは小学校の学級担任としてどのような授業づくりを行いますか。500字程度(450字以上550字以下)で具体的に述べなさい。

引用 令和2年度大阪府公立学校教員採用選考テスト 第3次選考

ここで重要なのは

・問題の把握
・問題に対する方策

これらを最初に考えることです。
最初の5~10分までなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。

論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。

小論文の書き方ですが、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。
10回合格してわかった~合格できる教採小論文の対策

また、小論文対策のオススメ書籍をまとめています。
こちらも勉強の参考にしてみてください。

筆記試験対策オススメ本3選

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面接試験

第2次選考での面接

大阪府では第1次選考の筆記試験を合格した人だけが、第2次選考の面接を受けることができます。
面接は次のような特徴があります。

・個人面接
・10分間
・面接官2人
・配点150点

主な評価の観点等
・社会人として望ましい態度であるか
・望ましい対人関係を築ける資質を備えているか

質問の傾向としては
・社会人として適切な態度か
・社会人として良好なコミュニケーションが取れるか
といったことが聞かれます。

過去の質問内容

  • なぜ大阪府を受験したのか
  • 学年の先生と意見が違ったときにどうするか
  • 初対面の人と関わる時に気をつけていることは
  • 自分の一番のストレス解消法は
  • どんな教師が子どもや保護者から信頼されると思うか
  • 教師にとって必要な資質とは何か

自分自身のことが多く聞かれる傾向があります。事前に自分自身のことを振り返り、言えるようにすることが大事です。

第3次選考での面接

・個人面接
・20~30分
・面接官2人
・配点305点

第3次選考では
模擬授業と面接が一緒に行われます。

面接では
・教教育実習や講師での経験
・○○な子どもにはどう指導するか
・○○といったクレームが来たらどうするか

と、第2次選考の内容に加えて、
あなた自身の教育観についても聞かれます。

自分の考えと
大阪府の求める人物像を見比べて、
上手く説明できるようにしておくと良いでしょう。

面接での質問例

  • 教育実習で学んだことは
  • 1回目の懇談会で、保護者にどんなことを話すか
  • 図工ではどのような力が育まれると思うか
  • 「いじめはいじめられる側にも問題がある。」と主張する保護者に対して、どのように答えるか
  • 教員の不祥事についてどう考えるか
  • 高学年で掃除中に話を続ける女子にどう対応するか

大阪府は面接の配点が半分以上を占めます。
面接テスト420点
筆答テスト350点(実技がない場合は400点)
実技テスト  50点
計    820点

面接での得点が合否に大きく影響をします。
自分の得意・不得意を分析し、
合格に近づく対策を取っていきましょう!

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる

と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。

面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法

模擬授業

第3次選考の中で模擬授業を行います。(約4分30秒)

・児童生徒の意欲を高め、関心を引きつけられるか
・児童生徒に対して適切な言葉で理解させようとしているか

という観点で評価されます。
これらを意識して事前に授業の練習をしていくことが
高得点につながります。

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