中国・四国

【2023年】鳥取県教員採用試験のポイントと対策(中学・養護でもICT活用試験)

鳥取県
管理人

鳥取県は教育施策で
社会全体で学び続ける環境づくり
を一番に挙げています。学力だけではなく、社会とのつながりも大切にしていることが伺えます。
鳥取県教育振興基本計画より)

試験の変更点

変更点はいくつかあります。
詳細は鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項の骨子をご確認ください。

  1. 中学・高校の一部の教科(科目等)で専門試験(技能・実技試験)を第二次選考で実施
  2. 中学の選考試験を関西会場でも実施
  3. 中学の全教科・養護教諭でICT活用に関する技能・実技試験を実施
  4. 小学校の専門試験(筆記試験)で数学・理科に傾斜配点を行う数学・理科重視型(数理型)を導入
  5. 一般選考の加点制度に、中学校「技術」「家庭」の教員免許状所有者を追加
  6. 栄養教諭の選考試験を実施
  7. 一部の試験区分(教科(科目等)で専門試験(筆記試験)の試験時間を短縮

鳥取県公立学校教員として求める教師像

鳥取県公立学校教員として求める教師像として、次の5つが掲げられています。
実施要項より)

○児童生徒に対する深い理解と教育的愛情の ある教師

○教科等に関する専門的な知識・技能と実践的な指導力を持つ教師

○課題解決に向けた柔軟な発想と対応能力を持つ教師

○組織の構成員としての自覚と協調性のある教師

○社会人としての豊かな教養、優れた人権意識を持つ教師

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校168人140人程度
中学校68人65人程度同程度
高校39人45人程度
特別支援26人25人程度同程度
養護教諭9人8人程度同程度
栄養教諭-若干名
合計310人283人程度

小学校で28名程度の減少、高校で6名程度の増加となります。全体としては30名近くの採用減となります。ただ、去年は263名の採用予定に対して310名を採用しています。採用予定数だけで見れば去年よりも20名も増えています。去年と同様に採用予定数よりも多く採用される可能性はあります。

気になる倍率ですが、低倍率化することが予想されます。なぜなら全国的に教員の人気が低迷しているからです。教採の志願者数は減っており、鳥取県もその傾向があります。

鳥取県の志願者数と志願倍率は次の様に推移しています。
1091人・4.4倍(R3年)→ 1139人・4.2倍(R4年)

<追記>
志願状況が発表されました。
鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験志願状況
志願者が去年よりも増加しています。全国的に見ても珍しいです。採用予定数の増加もあり、志願倍率は去年の4.4倍を下回る4.2倍となりました。

ただ、ここで注目したいのは鳥取会場の受験者が60人以上減り、関西会場の受験者が150人以上増えている点です。関西会場で受験される方は併願受験の可能性が高いです。そうなると、受験の辞退も増えて実際の受験倍率は4.4倍よりも大きく減るだろうと考えられます。

とはいえ、油断は禁物です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教採対策オススメ書籍

教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
などなど。

その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
安い
と、メリットはたくさんあります。

もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。

教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。

あわせて読みたい
合格したいなら必読の教採オススメ書籍まとめ

続きを見る

面接試験

鳥取県では第二次選考試験で
・グループワークを含む集団面接
・個人面接

が行われます。
合計で450点あります。

集団面接(グループワークを含む)

集団面接は次の条件で行われます。

  • グループワークを含む
  • 5人グループ
  • 25分程度
  • 面接官2人
  • 225点

選考基準

選考基準は以下の通りです。
鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験(第二次選考試験)選考基準より。

  • 柔軟な発想
    理解力、判断力、表現力
  • 適切な対応力
    課題分析、論理的思考、実行力
  • 主体的な行動
    チャレンジ精神・行動力、責任感、熱意
  • 主体的な行動
    適応力、協調性、対人関係構築力
  • 豊かな教養
    幅広い知識、現代的な諸問題に対する課題意識、地域社会に貢献することに対する自覚

過去の内容

  • 教員を目指したきっかけは
  • 目指す教師像
  • 10年後、どんな教師になりたいか
  • 教師以外で5年後になりたい姿は
  • 現場の浅海からもらった助言で心にのこっているものは
  • 信頼されるために何をするか
  • 熱中症対策、体育館と外の判断をどうするか
  • 運動場での活動中に倒れた子どもへの対応
  • ストレス解消法
  • 教師に一番必要な資質は
  • 授業において大切にしたいことを端的に
  • 現場(実習)で困ったこと
  • 多動の子どもへの対応
  • 虐待について
  • 得意な教科と苦手な教科
  • 小1プロブレムについてどう考えるか
  • 3日連続学校にこない子にどう対応するか
  • 教室に休憩時間一人でいる子にどう接するか
    →周りへはどうするか
  • 土曜授業について
  • 子どもにとって教員としてのあなたの魅力は
  • 教材研究をどうするか
  • 集中できない子どもにどう声をかけるか
  • チーム学校とは
  • 働くうえで不安に思うことは
  • 学級に虐待の疑いがある子がいたらどうするか
  • 発達障害を抱える子どもにどう接するか
  • 「他の先生に言わないで。」と保護者から相談を受けたらどのような対応をするか
  • 地震などの自然災害が起こったらどうするか
  • グローバル化における人材育成胃の意義や課題、施策や取り組みについて
  • ICT教育の意義と活動について
  • 児童生徒の対話的な学びの推進をどのように取り組んでいくか

個人面接(模擬授業を含む)

  • 模擬授業を含む
  • 20分
  • 面接官3人
  • 225点

基準

選考基準は以下の通りです。
鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験(第二次選考試験)選考基準より。

  • 教科等に関する専門性
    ・教育課程の編成等に関する理解
    ・学習指導法等に関する理解
    ・情報教育機器の活用に関する理解
  • 児童生徒理解・指導(適切な対応力を含む)
    ・学習集団形成に関する理解
    ・生徒指導、教育相談に関する理解及び実行力
    ・特別な配慮を必要とする児童生徒への指導に関する理解
  • 実践的指導力・教育的愛情(適切な対応力を含む)
    ・課題分析等を含めた分かりやすい説明
    ・論理的思考かつ納得感のある説明
    ・やる気を持たせる説明
  • 学校組織の一員としての自覚
    ・学校教育の社会的・制度的・法的・経営的理解
    ・集団で業務を遂行する際の適切な行動
    ・鳥取県の教員としての誇り
  • 人権意識・バランス感覚
    ・よりよい社会の実現をめざして行動しようとする態度
    ・多様性に対する肯定的な意識・態度
    ・社会人としてふさわしい態度・身だしなみ

過去の質問内容

  • 教員の志望理由は
  • 鳥取県の志望理由は
  • どんな性格か
  • ボランティア経験は
    →そこから何を学んだか
  • 教育実習で学んだことは
  • 社会の変化が激しい中で、どのようなことを子どもに伝えたいか
    →また、どのような力を子どもにつけたいか
  • どのような学校で働きたいか
  • 勤務地の希望は
  • 最近の気になる教育問題は
  • 併願はしているか
  • 校務分掌にはどのようなものがあるか
  • 小規模校の良さとは
  • 特技は
    →それを教育にどう活かすか
  • 教員に必要な資質を一つ
    →それをどうやってつけているか
  • 得意教科は
    →その教科の基礎基本とは何か
  • ストレス解消法は
  • 職員間での人間関係で気をつけていることは
  • 理想の学級は
  • 学級経営で意識していることは
  • ICT機器の活用はしているか
  • ICT機器を使う時に気をつけることは
  • 働き方で気をつけていることは
  • 地域とのつながりで心がけたいことは
  • 保護者から信頼される教師とは
    →それをどうやって取り組んでいるか
  • 学力差を埋めるには

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる

と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。

面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法

場面指導

  • 当日提示する課題に沿って、学校における具体的な場面を想定した指導を実施

選考基準

個人面接の項を参照。

ICT活用


WindowsPC、Chromebook又はiPadのいずれかを選択し、「Google Workspace」のアプリ(「ドキュメント」、「スライド」、「Jamboard」、「Classroom」、「Forms」、「Meet」、「サイト」)のいくつかを用いて、基本的な操作に関する技能・実技試験を行います。
 ※会場に設置してある端末を使用します。

  • 50点
管理人

鳥取県の教育への理解を深めるには
鳥取県教育振興基本計画(平成31(2019)年度から2023年度)
を読むのがおすすめです。

また、少し古い資料ですが、次の資料からも鳥取県の教育の今後を考えるのに参考になります。
鳥取県の「教育に関する大綱」
鳥取県 ICT 活用教育推進ビジョン

スポンサーリンク

<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<!-- kyosaijuku-kishigami-pc -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-4823977368031872"
data-ad-slot="7542936846"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>

-中国・四国
-, ,