中国・四国

【2022年】高知県教員採用試験のポイントと対策(適性検査と教職教養が不実施)

高知県
岸上 隆文

令和2年度実施の試験から学習指導案作成や小学校(特支小学部)での実技審査が、今年度は適性検査と教職・一般教養が廃止されました。他にも加点基準の変更もあるので、受験を考えている方や資格取得を考えてる方は要項をご確認されるといいでしょう。

試験の変更点

変更点の詳細は別紙「令和4年度(令和3年度実施)高知県公立学校教員採用候補者選考審査の変更内容」をご確認ください。

  1. 第1次試験の「適性検査」「教職・一般教養」の不実施

また、来年度の変更点が発表されています。特支受験者は特支免許と各部に相当する校種の免許の両方の取得が必要となるようです。

高知県の求める教員像は

高知県の求める教員像は3つあります。
説明会資料より)

○教育の仕事に対する使命感と誇り、子どもに対する愛情や責任感などのある人
子どもたちへの優しさや愛情は、教員の資質の中でも最も大切なものの一つです。子どもたちの確かな成長を願い教育への熱い愛情と責任感のある人を求めます。

○教育の専門家として、教科指導力、児童生徒に対する理解力、指導力、集団指導力の向上に取り組む意欲のある人
様々な子どもたちを受け止め、子どもたちに寄り添い、温かく励まし見守りながら、共に成長していくことができる人、研究と創意工夫を惜しまず、楽しくわかりやすい授業を創造し、温かい学級づくりのできる人を求めます。

○豊かな人間性や社会性、常識と教養を備え、組織の一員としての自覚を持てる人
個性と創造力を発揮し、他の教職員と連携・協力しながら、学校組織の一員として境域活動にあたることのできるる人を求めます。

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校150名131名程度
中学校57名68名程度
高校40名34程度
特別支援32名31名程度
養護教諭20名14名程度
栄養教諭3名4名程度同程度
合計302名281名程度

多少の増減はありますが、全体で見ると去年の合格者数から微減といったところです。高知県は去年7.6倍(全国平均3.6倍)というかなりの高倍率でした。全国的に教員の人気が低迷し、倍率は減少傾向であるとはいえ、今年も高知県は高倍率であることが想定されます。

<追記>
第1次選考の結果が発表され、応募者数が確定しました。
R04_第2次審査の対象者数

志願倍率で8.9倍、受験を辞退した人を考慮した実際の受験倍率は8.5倍と全国屈指の高倍率となりました。

もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

面接試験

高知県では第2次審査で個別面接が行われます。

個人面接

・70分(模擬授業・口頭試問含む)
・300点(第2次審査600点満点)
・人物、教養、適正、社会性、専門性等について、模擬授業(口頭試問を含む。)個別面接により審査します。

過去の質問内容

・志望動機
・願書の内容
・地域や保護者との関係について
・生徒指導での対応の仕方について
・遠方での勤務
・去年の勤務校で学んだこと
・授業で大切にしていること
・英語が苦手な子どもにどのように興味を持たせるか
・なぜ、この校種を教員を志望するのか
・教員として大切だと思う資質を1つだけ挙げるとしたら何か
・苦手な教員や子どもはいるか
・良い人間関係を作る上で努力してることはあるか
・自分の英語力を向上させるために、何か努力していることはあるか
・今までにプレッシャーを感じることは
→それをどのように乗り越えたか
・今までに嬉しかったこと
・併願状況
→どちらで受かりたいか
・持っている資格について
・資格試験から学んだことは何か
→教室ではどういう風に生かしたいか
・他県へ出てみて感じる高知の魅力は何か
・生活習慣で気を付けていることは何か
・小学校の頃はどんな性格だったか
・キャリア教育について
・夏休みの過ごし方はどうしていたか
・中高で夢中になったことは
→それ以外では
・どんな学級にしたいか
・実習で学んだことは
・子どもと接する時に心がけていることは
・高知の良さをどのように子どもに伝えるか
・高知県の魅力は
・ボランティア経験は
→それから学んだことは
→それを教育にどう活かすか
・ストレス解消法は
・教員の不祥事についての考え
・これからの教員に求められることは
・高知県の教育課題は
・言い残したことは

模擬授業

模擬授業のポイント、留意点など

・150点(実技教科は100点)

過去の試問内容

・模擬授業はうまくできたか
・授業で、工夫した点は
・この後の展開は
・改善点はどこか
→どのように改善するか
・点数をつけると何点か
・授業で心がけていることは

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岸上 隆文

高知県がこれからの教員に求める資質や高知県の教育課題は知っておいて損はありません。チェックしてから、過去の質問内容を見ると答え方も変わってくるでしょう。
第2期教育等の振興に関する施策の大綱<改訂版>
第3期高知県教育振興基本計画(概要版)
高知県教員育成指標

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