九州

【2023年】佐賀県教員採用試験のポイントと対策(秋試験の実施!)

佐賀県

子どもたちが佐賀への誇りを胸に、未来の佐賀や世界で活躍する姿を思い描きながら、高い志をもって生き生きと活動している。
佐賀県が目指す将来像です。超スマート社会へ大きな変化のある時代ですが、その中でも「志」を重視しています。そういった背景を理解しつつ、試験対策をがんばっていきましょう。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。
詳細は教員採用選考試験の変更点 をご確認ください。

  1. 特色ある特別選考の新設
    さがUJIターン現職特別選考
    さが離島特別選考
  2. 「大学・大学院推薦制度」の新設
  3. 秋に2回目の採用選考試験を実施

佐賀県が求める教師像

佐賀県が求める教師像は4つあります。
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専門的知識をもち、実践的指導力のある人

使命感にあふれ高い倫理観と豊かな人間性を持つ人

柔軟性と創造性をそなえ未知の課題に立ち向かう人

学校組織の一員として考え行動する人

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校190名190名程度同程度
中学校101名95名程度
高校37名33名程度
特別支援30名36名程度
養護教諭16名13名程度
栄養教諭1名1名程度同程度
合計375名368名程度

特支で採用増、中・高・養護教諭で採用数が減り、県全体での採用予定数は減って356名程度の採用予定となります。ですが、去年は356名の採用予定数に対し375名が採用されています。佐賀県では採用予定数よりも多い人数を採用する傾向が見られますので、実際には去年よりも多く採用されると言うことが期待できます。

気になる倍率ですが、倍率は低倍率化することが予想されます。
なぜなら
・採用予定数の減り幅が少ない
全国的に教員の人気が低迷している
からです。佐賀県も例外ではなく、教採の受験者数は減少傾向にあります。

佐賀県の教採の出願者数と出願倍率は次の様に推移しています。
1042人・3.0倍(R元年)→ 1029人・2.8倍(R2年)→ 956人・2.7倍(R3年)→ 857人・2.3倍(R4年)
出願者数は年々減っています。

<追記>
受験申込状況が発表されました。
佐賀県公立学校教員採用選考試験申込状況 

受験者は去年よりも99人減り、申し込み倍率は2.3倍になりました。さらに受験を辞退する人がいるので、倍率はここからさらに下がります。去年の全国平均が3.6倍であることを思うと、かなり間口の広い状態です。

とはいえ、油断は禁物です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教員の働き方に不安を感じるなら

教員に人気が低迷していることに、教員の働き方の過酷さが大きな原因として挙げられます。
・長時間労働
・支払われない残業代
・やりがい搾取
・異常なストレス
 など
残念ながら、合格されたのに辞める方も少なくありません。

幸せな教員生活を送れたら一番なのですが、現実はなかなかそうもいかないようです。
もし教員の働き方に疑問を感じるなら、次の記事がオススメです。

【教員辞めたい】教員からの転職、退職から転職までの4ステップまとめ

続きを見る

よく読まれてます
【体験談】教員からの転職でオススメの業界【ブラックからホワイトへ】

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小論文試験

第二次試験で小論文試験が実施されます。

  • 60分
  • 800字程度
  • 30点

60分で800字程度の記述が求められます。

時間に対して厳しい文量ではありませんが、余裕があるとも言えない時間です。テーマについて考察し、自分の経験を絡め、何を書いていくかを決めていきます。整った構成で書けるようにするには、ある程度の時間を必要とします。本番までには練習を重ねて、客観性や一貫性のある文章が書けるようにしておきたいところです。

例として設問を見てみましょう。

小論文テーマ
・児童生徒が楽しく充実した学校生活を送るためには、一人一人が大切な存在であることを互いに実感できるような学級づくりが大切です。
 あなたは,学級担任としてどのように取り組んでいきますか。具体的に述べなさい。

・急速に変化する今日の社会の中にあって,一人ひとりが自ら考え,行動できる自立した個人として,心豊かにたくましく生き抜いていく基盤となる力を育むことが求められています。
 あなたは,この基盤となる力とはどのような力であると考えますか。また,高校でこの力を育むためにどのように生徒に指導したいと考えていますか。あなたの考えを述べなさい。

引用 佐賀県公立学校教員採用候補者選考試験

ここで重要なのは

  • 問題の把握
  • 問題に対する取り組み
  • 関連する自らの経験

これらを最初に考えることです。
最初の5~10分くらいなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。

論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。

また、評価の観点は以下の通りです。

  • 内容
  • 構成
  • 表記表記の正確さを
    総合的に評価する

小論文の書き方ですが、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。
10回合格してわかった~合格できる教採小論文の対策

面接試験

佐賀県では第二次試験で2回の個人面接が行われます。

個人面接Ⅰ

  • 25分(英会話5分程度)
  • 小学校では英会話が含まれる
  • 面接官3人

評価の観点

  • 80点
  • (英語面接は40点)
  • 誠実さ
  • 使命感
  • 明朗さ、社会性
  • コミュニケーション力
    等を総合的に評価する。

個人面接Ⅱ

  • 30分(模擬授業10分を含む)
  • 面接官3人
  • 模擬授業のテーマを開始30分前に提示する

配点・評価の観点

  • 120点(うち、模擬授業30点)
  • 意欲・行動力
  • コミュニケーション力
  • 課題解決力
    等を総合的に評価する。

過去の質問内容

  • <模擬授業について>
  • 電子黒板は活用できたか
  • 自己評価は何点か
  • その後の展開は
  • 工夫した点は
  • 上手くできた点は
  • 失敗した点は
  • どう改善していくか

    <教育観や考え方など>
  • 教員の志望理由は
  • 佐賀県の志望理由は
  • 理想の教師像は
  • 友人の中でどういう立場になっているか
  • リラックス方法は
  • 教員不祥事についてどう考えるか
  • ストレス解消法は
  • 教師に必要な資質は
    →どうやって身に付けているか
  • トラブルがあった時はどのように対応しているか
  • この校種の志望理由は
  • 教えることの難しさを感じた事は
    →どうやって改善するか
  • グローバル化の中で教育の現状と今後どうなるべきと考えるか
  • 教師の仕事で最優先すべきことは
  • 情報モラルについてどう考えるか
  • ICT機器の活用はするか
  • ICT機器を使う際に気をつけていること
  • ICT機器をどう子どもに活用させるか
  • 女性の社会参画をどう捉えるか
  • 英語教育についてどう考えるか
  • 今の学校教育の課題は
  • いじめの未然防止に何ができるか
  • いじめがもし起きたらどう対応するか
  • 今までに失敗した経験は
    →どうやって乗り越えたか
  • 失敗した友人がいたらどう関わるか
  • リーダーシップの経験は
  • 自己PR
  • 教師に必要な資質は
  • 気になる教育問題は
  • 併願はしているか
    →両方受かったらどうするか
    →他方だけ受かったらどうするか
  • 同僚と意見が異なった時はどうするか
  • 同僚とケンカした場合はどうするか
  • チームワークで大切なことは
  • 特別支援で大切にしていきたいことは
  • 教員の多忙化を解消するためにできることは
  • 子どもの体力向上のためにできることは
  • 学力差を埋めるためにどのような取り組みができるか
  • 授業で心がけていることは
  • 情報化の中、子どもに付けたい力は

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる
と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人に共通していることがあります。
それは深い自己理解ができていないことです。
面接では法規的なことよりも、受験者自身のことが多く聞かれます。自己理解が深い人ほど、面接は有利に進められます。

自己理解を深め、合格を近づける秘訣は以下の記事にまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。

多くの人は教採合格に重要な自己理解が浅いです【オススメ分析方法3選】

続きを見る

模擬授業・場面指導

模擬授業・場面指導のポイント、留意点など

  • 30点
  • 授業の構成
  • 表現力
  • 態度
    等を総合的に評価する。

過去の内容

  • <場面指導>
  • A教諭が学級の成績を上げようと、成績の良い子を集めて休み時間等に個別指導した。学級の平均点は上がったが、個別指導を受けていない保護者から「ひいきではないのか。全員に個別指導してほしい。」と連絡があった。
    →この事実をどう思うか
    →自分の考えをA教諭に伝えるか
    →「自分の考えを押し付けてきて困る。」とA教諭が他の先生に批判めいたことを伝えているのを聞いたらどうするか
    →A教諭に何と言うか
  • 同僚が悩んで学校に来られなくなったらどうするか
    →どのようなことが考えられるか
    →どのようなアドバイスをするか

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

あわせて読みたい
【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

佐賀県は全国でも珍しくSDGsを明記して教育施策を出しています。グローバル化や情報化などへの対応を進める佐賀県の教育をしっかりと理解を深めることが、試験対策にも教員としてのレベルアップにも繋がります。
佐賀県教育施策実施計画
佐賀県教育大綱 2019
佐賀県教員育成指標

教採塾では
無料の対策メルマガ
教採対策セミナー
面接・模擬授業・小論文対策の資料
を用意しています。

詳しくはこちらのホームページから!
岸上隆文の教員採用試験対策塾

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