関東

【2026年】東京都教員採用試験の内容と倍率や合格へのポイント・対策

東京都教員採用試験
管理人

採用数が断トツの日本最大の自治体。
採用予定数を見ると大きな変化があります。

また「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」など、時代の流れに合わせて教育の在り方にも変化をつけているのが大きな特徴です。

この記事を書いた人

  • 教採塾ブログ管理人
  • 教採対策サークル主宰
  • これまでに多くの合格者を輩出
  • 教員経験 小学校・中学

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試験の変更点

以下の変更点があります。

詳細は実施要項をご確認ください。

  1. 適性検査(SPI3)の導入
    ・「中学校・高等学校共通 英語」「中学校 技術」の第一次選考で「教職教養」に替えて「適性検査(SPI3)」での受験も可能に
  2. 大学推薦で受験可能な校種等・教科(科目等)の拡大
    ・全ての大学等から全ての校種等・教科(科目等)で受験できるように
  3. 併願の拡大
    ・社会人経験者(特例選考⑥)も、特別支援学校等への併願を可能に
  4. 電子申請の更なる利便性の向上
    ・受験申込画面をスマートフォンでより見やすく変更
  5. 受験可能年齢の引き上げ
    ・受験可能な上限年齢を「60歳まで」から「61歳まで」に変更

多くの変更点がありますが、受験者にとって有利になる変更が多いです。
教員不足が大きく影響していると考えられます。

東京都の求める人物像は

東京都が求める人物像は4つあります。
東京都が目指す教育より)

教育に対する熱意と使命感を持つ教師
・子供に対する深い愛情
・教育者としての責任感と誇り
・高い倫理観と社会的常識

豊かな人間性と思いやりのある教師
・温かい心、柔軟な発想や思考
・幅広いコミュニケーション能力

子供の良さや可能性を引き出し伸ばすことができる教師
・常に学び続ける意欲
・一人一人の良さや可能性を見抜く力
・教科等に関する高い指導力

組織人としての責任感、協調性を有し、互いに高め合う教師
・経営参画への意欲、協働性
・高い志とチャレンジ精神
・自他の安全を守る危機管理能力

また、東京都が目指す教育を読み、東京都への理解を深めておくのがおすすめです。

倍率はどうなるか

去年の合格者数と今年の採用予定数を比べてみましょう。

[参考]令和5年度東京都公立学校教員採用候補者選考(6年度採用)結果より。

校種昨年度の採用見込み数採用見込者数採用数
小学校 合計17401400
中高共通9801140
小中-理科・音楽・美術150100
小中高-家庭・(保体)290260
中学-技術3030同程度
高校-情報・商業・工業・農業9060
特別支援-小学部210120
特別支援-中学部-技術若干名若干名同程度
特別支援-中高
国語・社会・数学・
理科・英語・保健体育・
音楽・美術・家庭
370300
特別支援-理療若干名若干名同程度
特別支援-自立活動1若干名同程度
養護教諭8090
特別選考(教師養成塾)5030
特別選考(青年海外協力隊)55同程度
特別選考(在外教育施設)1010同程度
全体37363545

今年は倍率が増加することが予想されます。
それは採用予定者数の大幅な減少です。

中学校(890→1140)と養護教諭(80→90)は増えていますが、それ以外の校種は軒並み大幅減少です。都全体で見ても200人近くの採用数減となっています。教員人気の低下による志願者減は今年も続くでしょうが、併願のしやすさもあって倍率低下までは及ばないと考えています。

東京都の受験者数と受験倍率は次のように推移しています。

年度受験者数合格者数倍率
R38607人2650人3.2倍
R47911人3481人2.1倍
R57948人4926人1.6倍
R68570人4999人1.7倍
R79059人4945人1.8倍

東京都は採用予定数よりもかなり多くの合格者を出すことが特徴です。ですがこの数年は併願のしやすさもあり受験者数が増えています。

倍率が気になる方は併願を考えるのも手段の1つです。
併願にはメリットが多いので、チャンスを増やす意味でも挑戦する価値は大いにあります。
>>【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教採対策オススメ書籍

教採の対策方法はいろいろあります。
・講座を受講する
・先輩に見てもらう
・対策のサークルに参加する
など。

その中でもお手軽かつ効果的なのが書籍での学習です。
・必要な知識が体系的にまとめられている
・1人で学習できる
・時間や場所の制限がない
安い
と、メリットはたくさんあります。

もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。

教採対策のオススメ本をまとめています。
ぜひこちらも参考になさって下さい。

筆記試験

筆記試験は教職教養と教科の専門教養が出題されます。

教職教養は日本国憲法や教育基本法などのいつの時代でも出題されるものから「こども基本法」「COCOLOプラン」など時代の流行で出題されやすいものまで様々です。

対策のオススメは最新の過去問を解くことです。
全国的にも出題の傾向は似ているので、受験先の自治体以外にも問題にあたってみることで確実な力をつけることができます。

また、教職教養の知識は面接対策に活きてくることも多いので、教職教養の対策は幅広くしておくと合格がより近くなります。

最新&問題数が多い過去問集がありますので、そのリンクを貼っておきます。

>> 最新の教職教養過去問集はこちら

教科の専門教養は、その教科を指導するのに最低限必要な学力を有しているかを見るための試験です。ですので、そこまで高い難易度の問題は出題されません。

合格の目安は
小学校 → 公立高校の入試問題で6割取れるレベルなら合格点
中・高 → 大学共通テストで6割取れるレベル
です。

このぐらいが取れるのであれば専門教養で不合格になることはまずないでしょう。ただし、あくまで目安なので場合によってはそれでも届かない時もあります。対策はしっかりとおこなってしてください。

対策は過去問を繰り返し解くのがオススメです。
過去問は早めに買わないと売り切れて、再入荷まで数週間待たされることが多いです。過去問は早めに購入するか、売り切れの心配がなく即練習することができるデジタル過去問がいいでしょう。

>> デジタル過去問(教職教養)はこちら

>> デジタル過去問(小学校専門)はこちら

論文試験

  • 70分
  • 26行(910字)以上30行(1,050字)以内

第一次選考で論文試験が実施されます。


試験時間は70分と長く、記述量も26行(910字)以上30行(1,050字)以内という字数の指定があります。

問題文を読み、内容を把握し、書く内容を考えるのにはある程度の時間を必要とします。文を書くのが得意、書く時のポイントがわかっているという人でなければ、ぶっつけ本番で書ききるのは難しい内容です。

例として設問を見てみましょう。

令和3年 一般選考 A問題小学校全科以外の校種等・教科 A問題
A 次の記述を読み、下の問題について、論述しなさい。
 年度初めの職員会議で、教務主任から、昨年度末に実施した生徒アンケートでは、「自分の考えや質問を述べて、積極的に授業に参加している」や「根拠や理由を明確にして自分の考えを述べることができる」に肯定的な回答をした生徒が少なかったこと、また、教科主任会では、複数の教科主任から、「授業で学んだ内容を自分なりに解釈したり、これまで学習した知識と結び付けて自分の考えを形成したりすることができていない」ことが課題として挙げられたとの報告があった。
 その上で、教務主任から、「今年度、各教科等の指導において、『言語活動の充実を図り、言語能力の向上を目指す』を重点事項にしたいと思います。」と示された。
 職員会議終了後、教務主任からあなたに、「先ほどの重点事項に基づいて、どのように学習指導に取り組んでいくか、具体的に考える必要がありますね。」と話があった。

問題
 教務主任の発言を受けて、あなたならどのように学習指導に取り組んでいくか、志望する校種と教科等に即して、具体的な方策を二つ挙げ、それぞれ10行(350字)程度で述べなさい。また、その方策を考える上での問題意識を明確にし、全体で30行(1,050字)以内で論述しなさい。ただし、26行(910字)を超えること。

引用 東京都教育委員会 令和3年度東京都公立学校教員採用候補者選考 第一次選考

ここで重要なのは

・問題の把握
・問題に対する方策(二つ)

これらを最初に考えることです。
最初の5~10分までなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。

論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。

小論文の対策について、教採塾ブログでは小論文の添削をおこなっています。
A判定の取得経験のある専門スタッフが小論文を添削し、さらに

  • わかりやすい文章する秘訣
  • 説得力ある内容にする方法
  • 簡単に書くための型

をお伝えします。詳細は以下でご紹介しています。

>> 教採塾ブログの小論文添削について詳しくみる

また、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。

>> 10回合格してわかった~合格できる教採小論文の対策

また、小論文対策のオススメ書籍をまとめています。
こちらも勉強の参考にしてみてください。

面接試験

東京都では第二次選考で面接が実施されます。

個人面接
時間:30分
面接官:3人

〇内容
 受験者があらかじめ作成し面接当日に提出する「面接票」及び「単元指導計画」等を基にして、質疑応答を行う。
〇主な評価の観点
 教職への理解、
 教科等の指導力、
 対応力、
 将来性、
 心身の健康と人間的な魅力
 等を評価する。

面接の評価について、面接官がメモしている評定票を独自入手しました。
評価の観点だけでなく、評価にどのような段階があるのか、どんな用紙に記入しているのかがわかります。
詳細は以下のページでご紹介しています。

>>東京都二次試験 面接評定票 について詳しく見る

質問内容例

  • 志望理由
  • 学生時代、熱心に取り組んだこと
  • 主体性とは
  • 児童生徒がネットを使うことについて
  • すぐ辞める教員について
  • 同僚がトラブルを抱えていたらどうするか
  • 保護者との信頼関係をどうやって築くか
  • 小学4年生の算数で、子供が一番つまづく単元は何か
  • 東京都を志望した理由
  • 中学、高校、大学で最も力を入れたことは
  • 大学時代のサークルで学んだことは
  • 教育実習で学んだことは
  • 最も成果を上げたことは
  • 学級に発達障害児がいたらどうするか
  • →その子が自分の手に負えなくなったらどうするか
  • 学力の高い子と低い子にどのように配慮をするか
  • 作業の早い子と遅い子への配慮はどうするか
  • 学力の低い子にはどのように指導するか
  • 豊かな心の育み方とは
  • 現代の教育活動の課題は何だと思う
  • いじめられたと訴えがあったどうするか
  • いじめを防ぐには
  • 担任、初日の学級での挨拶をどうするか

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・免除にならない
・自治体によっては、面接の点数順に一次合格になる

と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。

教採塾ブログでは専門スタッフによる面接練習をおこなっています。
A判定の取得経験のあるスタッフが面接練習をして

  • あなたの長所と短所
  • 短所の改善方法
  • より面接官に伝わる面接の仕方

などをお伝えします。詳細は以下でご紹介しています。

>> 教採塾ブログの面接練習について詳しくみる

また、面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法

(参考)集団面接

2024年度実施の試験より集団面接が廃止されました。
参考として記載しています。

集団面接
試験時間:40分
面接官:3人
受験者:5人(人数調整で4人の場合も)

〇内容
 指定された課題について、受験者間の話合いや
 質疑応答を行う。
〇主な評価の観点
 教職への理解、教科等の指導力、対応力、将来性、
 心身の健康と人間的な魅力等を評価する。

(参考)単元指導計画

2024年度実施の試験より単元指導計画が廃止されました。
参考として記載しています。

指定された学年・教科・単元の単元指導計画を事前に作り、
試験当日にその指導計画について質問されます。

その単元を選んだ理由や評価方法、学習活動についてなどが聞かれます。
コピーをとっておき、質問に備える準備は必要でしょう。

管理人

門戸がとても広い東京都。その教育の在り方やビジョンを知ることで面接の受け答えに差が現れます。公的な資料に目を通すことはオススメです。
東京都教育施策大綱
東京都教育ビジョン
東京都が目指すこれからの教育

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  • 教採塾ブログ管理人
  • 教採対策サークル主宰
  • これまでに多くの合格者を輩出
  • 教員経験 小学校・中学

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いっしー

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