九州

【2022年】熊本県教員採用試験のポイントと対策(試験時間の変更と実技試験の廃止)

熊本
岸上 隆文

熊本地震からの創造的復興に取り組む熊本県。防災教育や学校の安心・安全、貧困の断ち切りなど、「夢」を支えて育む教育が求められています。(熊本県教育大綱(R3.3改定)より)

試験の変更点

変更点はいくつかあります。詳細は令和4年度熊本県公立学校教員採用選考考査の主な変更点及び日程についてをご確認ください。

  1. 専門教科等の考査時間短縮
    100分から80分に短縮されます。
  2. 中学校技術の実技考査の見直し
    実技考査が廃止になります。
  3. 社会人特別選考の受考資格の見直し
    私立学校や塾講師などの「教育関係者」も対象となります。

くまもとの教職員像

~「認め、ほめ、励まし、伸ばす」くまもとの教職員~
熊本県は教職員像を2つの柱で掲げています。
○パンフレット表面(先輩教師からのメッセージ、熊本県の目指す教育等)より)

1 教職員としての基本的資質
① 教育的愛情と人権感覚
自らの言動が児童生徒の人格形成に大きな影響を与えることを自覚し、豊かな人権感覚を持って、一人一人に温かく、また公平に接する教職員
② 使命感と向上心
教職員としての使命感と情熱を持ち続け、時代の変化から生じる新しい課題にも積極的に対応するため、常に新しい知識を求め、実践に生かす教職員
③ 組織の一員としての自覚
互いに情報を共有し、協力し合って組織的に課題に対応する教職員

2 教職員としての専門性
① 児童生徒理解と豊かな心の育成
児童生徒との信頼関係を培い、一人一人の個性やよさをしっかりと見つめ、自分に対する自信と他者に対する思いやりの心を育む教職員
② 学習の実践的指導力
基礎・基本を習得させるための徹底した指導と児童生徒が自ら学び自ら考える力を身に付ける学習を着実に展開し、確かな学力を育む教職員
③ 保護者・地域住民との連携
保護者・地域住民の大きな期待があることを自覚し、保護者や地域住民と情報を共有し、またそのニーズの把握に努め、互いの信頼関係の中で課題解決に当たる教職員

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校186名180名程度同程度
中学校69名73名程度同程度
高校37名34名程度同程度
特別支援77名41名程度
障がいのある人-16名程度-
養護教諭17名15名程度同程度
栄養教諭3名3名程度同程度
合計389名354名程度

採用予定数は全体で1割弱の35人減です。ですが、倍率は去年の3.6倍と同程度~微減になると考えています。全国的に教員の人気が低迷しているからです。

<追記>
志願状況が発表されました。
令和4年度熊本県公立学校教員採用選考考査志願状況について

採用予定数354人に対し、1241人が志願しています。応募倍率は3.5倍です。この時点で、去年の受験倍率を下回っています。

そして、実際には受験辞退する人が出てきます。ですので、ここからさらに倍率は下がるでしょう。

とはいえ、油断は禁物です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

面接試験

熊本県では第二次考査で個人面接が2回行われます。
合格の基準は「評価者のうち少なくとも半数の者の評価が4割を超えることとする。」となっています。

個人面接①

・15分
・面接官2人
・120点

個人面接②

・模擬授業含む
・15分
・面接官2人
・120点

<模擬授業について>
・自己評価するなら何点か
・この後の展開は
・工夫した点は
・うまくいった点は
・失敗した点は
・改善するならどうする
・発問での反応が少なかったらどうするか
・この教材の単元観と児童・生徒観は
・授業の構成はどう考えていたか

<教育観や考え方について>
・面接シートからの質問
・教員の志望理由は
・熊本県の志望理由は
・なぜ市でなく県か
・熊本県の求める教員とは
・理想の教員像は
→そうなるために努力していることは
・防災教育でやっていきたいことは
・掃除をしようとしない子にどのように対応するか
・学級の子が不登校になったらどうするか
・学校で原則使用禁止になっているスマートフォンを持ってきている子にどう対応するか
・何か資格を持っているか
→取得の際にがんばったことは
→教育にどう活かすか
・子どもの信頼を得るにはどうするか
・保護者からの信頼を得るにはどうするか
・保護者からクレームがあればどう対応するか
・長所と短所は
・長所は教育にどう活かすか
・短所はどう克服するか
・子どもの自己肯定感を育むためにどういう取り組みをするか
・自己肯定感の低い子にどう関わるか
・休み時間、一人で過ごしている子にどう関わるか
・心をなかなか開いてくれない子にどう接するか
・地域との連携を進める中でできる取り組みは
・授業が分かりにくいと保護者から連絡があればどうするか
・保護者からの電話が多く、詩ℊ途に影響が出そうな場合はどうするか
・服装や髪形について「なぜそうしなければならないのか。」と子どもから聞かれたらどうするか
・教員の不祥事について
・教員の不祥事をなくすにはどうすればよいか
・ストレス解消法は
・教員以外の仕事に就くなら何になるか
・理想の学級とは
→そうなるために努力していることは
・現在、学級経営で心がけていることは
・学級経営の中で困っていることは
→どう対応しているか
・教育実習で印象に残っていることは
・教育実習で学んだ一番のことは
・持ちたい学年は
→その理由
・最近の子どもの課題は
→どのように解決していくか
・併願状況は
→両方受かったらどうするか
→他方だけ受かったらどうするか
・今までに困ったことは
→どう解決したか
→その経験から何を学んだか
・教員に必要な資質は
→その理由は
→どうやって身に付けていくか
・保護者とのかかわりで心がけていることは
・最後に自己アピールを

模擬授業

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

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【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岸上 隆文

熊本県は情報化などの社会の変化に加え、防災への意識も高く持っています。熊本県が目指したい教育や求めているものを理解していくことは、試験対策にも教員としてのレベルアップにも繋がります。
熊本県教育振興基本計画
熊本県教育大綱(R3.3改定) 
熊本県教員等の資質向上に関する指標

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