

令和2年度実施の試験以降では、2次選考の集団討論がなくなり、個人面接が2回行われます。個人面接の比重が大きくなり、対策がより重要となります。
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- 教採対策サークル主宰
- これまでに多くの合格者を輩出
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試験の変更点
以下の変更点があります。
詳細は採用選考試験の変更点についてをご確認ください。
- 教育エキスパート特別選考の対象分野を拡大
「中高家庭」と「高校水産」が新たに追加されました。家庭・水産・数学・理科・農業・工業・商業の専門知識や資格を持ち、民間企業や研究機関などで一定期間の実務経験がある人、または博士号取得者が対象。なお、この選考では教員免許状の有無は問わない - 教育エキスパート特別選考の年齢上限を引き上げ
専門教育分野の受験資格について、年齢制限が「60歳未満」から「62歳未満」に緩和され、より幅広い人材が受験できるようになる - 加点対象資格を拡充
従来の加点制度に加え、登録日本語教員や日本語教育能力検定などの日本語教育関連資格が全校種・全教科で加点対象となる。また、中高家庭では調理師や管理栄養士の資格も加点対象に追加される - 募集教科を変更
高等学校の募集教科に「水産」と「書道」が追加されました。一方で、前年度に募集があった「情報」は今年度は実施されない - 受験資格に新たな要件を追加
「こども性暴力防止法」に関する内容が受験資格に加えられ、教員として求められる適格性に関する確認事項が強化される
加点制度の拡充や受験資格の拡充など、受験者に有利な変更があります。当てはまる方にとってはチャンスです。
これ以降は去年の情報です。
今年の試験の詳細は要項が発表され次第更新します。
福井が求める教師像
県が求める教師像は4つあります。
教員採用試験説明資料より。
○校種・教科等に関する専門的知識・実践的技能を持った人
○専門分野に偏らない幅広い教養を身につけ、自立した社会人としての良識や幅広い視野を持った人
○子どもたちはもとより、同僚や家庭、 地域社会と円滑な人間関係を築き、課題に対して臨機応変に対応できる人
○教育に対する情熱・使命感に燃え、常に学び続ける向上心を持った人
これらのことが求められています。
倍率と採用予定数
去年の合格者数と今年の採用予定数を比べてみましょう。
| 校種 | 採用予定者数 | 去年の採用予定者数 | 採用数 |
| 小学校 | 135名程度 | 131名程度 | 増 |
| 中高一括 | 84名程度 | 79名程度 | 増 |
| 中学技術 | 3名程度 | 2名程度 | 増 |
| 高校 | 13名程度 | 12名程度 | 増 |
| 特別支援 | 24名程度 | 25名程度 | 減 |
| 理療 | 1名程度 | 1名程度 | 同程度 |
| 地域連携スポーツ | 2名程度 | 1名程度 | 増 |
| 養護教諭 | 12名程度 | 3名程度 | 増 |
| 栄養教諭 | 2名程度 | 1名程度 | 増 |
| 合計 | 276名程度 | 255名程度 | 増 |
去年の採用内定者数と比べて、県全体で20人以上の増加となります。特に養護教諭は大幅な増員となっているほか、小学校や中高一括区分でも採用枠が拡大されています。一方で、特別支援学校はわずかに減少しています。
気になる倍率ですが、今年度も比較的受験しやすい状況が続くと予想されます。採用予定者数が増加していることに加え、全国的な教員志望者数の減少傾向も続いているためです。
福井県の教採志願者数と志願倍率は次の様に推移しています。
| 年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| R3 | 836人 | 228人 | 3.6倍 |
| R4 | 877人 | 262人 | 3.3倍 |
| R5 | 899人 | 260人 | 3.4倍 |
| R6 | 691人 | 271人 | 2.5倍 |
| R7 | 629人 | 255人 | 2.4倍 |
去年の志願者数は629人でしたが、実際には受験を辞退する人がいます。そのため受験倍率はここからさらに下がります。
去年の倍率は2.4倍で、全国平均の2.6倍をやや下回る水準でした。近年は志願者数の減少と採用数の増加が重なり、倍率は低下傾向にあります。
ただし、校種や教科によっては競争率が高くなる場合もあるため、決して油断はできません。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと
教採対策オススメ書籍
教採の対策方法はいろいろあります。
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もちろん本を読むだけでなく実際の練習は必要ですが、
読書で知識を学ぶ → 練習 → 読書 → 、、、
というサイクルをしていけば、練習の効果は倍増していきます。
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筆記試験
筆記試験は教職教養と教科の専門教養が出題されます。
教職教養は日本国憲法や教育基本法などのいつの時代でも出題されるものから「こども基本法」「COCOLOプラン」など時代の流行で出題されやすいものまで様々です。
対策のオススメは最新の過去問を解くことです。
全国的にも出題の傾向は似ているので、受験先の自治体以外にも問題にあたってみることで確実な力をつけることができます。
また、教職教養の知識は面接対策に活きてくることも多いので、教職教養の対策は幅広くしておくと合格がより近くなります。
最新&問題数が多い過去問集がありますので、そのリンクを貼っておきます。

教科の専門教養は、その教科を指導するのに最低限必要な学力を有しているかを見るための試験です。ですので、そこまで高い難易度の問題は出題されません。
合格の目安は
小学校 → 公立高校の入試問題で6割取れるレベルなら合格点
中・高 → 大学共通テストで6割取れるレベル
です。
このぐらいが取れるのであれば専門教養で不合格になることはまずないでしょう。ただし、あくまで目安なので場合によってはそれでも届かない時もあります。対策はしっかりとおこなってしてください。
対策は過去問を繰り返し解くのがオススメです。
過去問は早めに買わないと売り切れて、再入荷まで数週間待たされることが多いです。過去問は早めに購入するか、売り切れの心配がなく即練習することができるデジタル過去問がいいでしょう。

小論文試験
第2次選考で小論文試験が実施されます。
- 60分
- 800字程度
- 50点
60分で800字程度の記述が求められます。
時間に対して厳しい文量ではありませんが、余裕があるとも言えない時間です。テーマについて考察し、自分の経験を絡め、何を書いていくかを決めていきます。整った構成で書けるようにするには、ある程度の時間を必要とします。本番までには練習を重ねて、客観性や一貫性のある文章が書けるようにしておきたいところです。
例として設問を見てみましょう。
小論文テーマ
引用 福井県公立学校教員採用候補者選考試験
■
次の文は、令和 3 年 1 月 26 日に中央教育審議会が取りまとめた「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して(答申)【概要】」にある「2020 年代を通じて実現すべき『令和の日本型学校教育』の姿」について述べられたものの一部である。
【教職員の姿】
・学校教育を取り巻く環境の変化を前向きに受け止め、教職生涯を通じて学び続け、子供一人一人の学びを最大限に引き出し、主体的な学びを支援する伴走者としての役割を果たしている。
-課題-
あなたは、下線部の「主体的な学びを支援する伴走者としての役割」を果たすために、児童生徒たちにどのような授業を行いますか。また、そのような役割を果たすために、あなた自身は教員としてどのような資質・能力を高めるとよいと思いますか。次の 3 つの点に留意し、800 字程度で論じなさい。
なお、あなたの受験校種・教科等(併願受験で 2 つとも 2 次選考試験を受験している場合は第 1 希望)を明記し、それに適した内容とすること。
① あなたが考える「主体的な学びを支援する伴走者としての役割」とはどのようなことかを明らかにして論じること。
② 「主体的な学びを支援する伴走者としての役割」を果たす授業とは、どのような授業かを具体的に説明すること。
③ 上記②の授業を行うために、どのような研鑽を積み、教員としての資質・能力を高めるとよいか具体的に論じること。
■
次の文章は、平成27年12月21日の中央教育審議会答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について ~学び合い,高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて~」からの抜粋である。
「新たな知識や技術の活用により社会の進歩や変化のスピードが速まる中,教員の資質能力向上は我が国の最重要課題であり,世界の潮流でもある。」
-課題-
あなたは、自分自身の教員としての資質能力をどのように向上させていきますか。次の3つの点に留意し、800字程度で論じなさい。
あなたは、自分自身の教員としての資質能力をどのように向上させていきますか。次の3つの点に留意し、800字程度で論じなさい。
①あなたが向上させたい資質能力を具体的に明記すること。
②上記の資質能力を向上させる必要性を、具体的に論じること。
③上記の資質能力を向上させるために、どのような努力や実践を行うのか、具体的に論じること。
ここで重要なのは
- 問題の把握
- 問題に対する取り組み
- 関連する自らの経験
これらを最初に考えることです。
最初の5~10分くらいなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。
論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。
小論文の対策について、教採塾ブログでは小論文の添削をおこなっています。
A判定の取得経験のある専門スタッフが小論文を添削し、さらに
- わかりやすい文章にする秘訣
- 説得力ある内容にする方法
- 簡単に書くための型
をお伝えします。詳細は以下でご紹介しています。
また、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。
また、小論文対策のオススメ書籍をまとめています。
こちらも勉強の参考にしてみてください。

個人面接
第2次選考で個人面接がおこなわれます。
個人面接Ⅰと個人面接Ⅱがあります。
- 15分
- 面接官3人
- 計250点
過去の質問内容
- 福井県を志望する理由
- 卒業はできそうか
- 会場までどのように来たか
- 大学で頑張ってきたことを教育現場に活かすか
- 出会ってきた先生の中で印象に残っている先生はどのような先生か
- クラスをもったらどんなクラスにしたいか
- 体罰に関してはどのように考えているか
- クラスの子がいじめを受けているとの指摘を受けたらどのような対応をするか
- 福井県内どこに配属されても大丈夫か
- 教員を目指したのはいつからか
- 第1志望が中学校で第2志望が小学校である理由は
- 最近の気になるニュースは
- 福井の教育がトップクラスを維持している理由は何だと思うか
- 基礎基本を重視する教育以外にトップクラスになっている理由は何かあるか
- 教員として困難にぶつかった時どうするか
- あなたが他の受験者に負けないところはどこ か
- ボランティア活動についてどんなことをしているのか
- 教職サークルで何をしているのか
- 大学生活で得たものは何か
- 短所をどのように克服したか
- そういうクラスを作るためにどんなことが必要だと考えているか
- 気になっている教育課題は何かあるか
- 読書嫌いの生徒をどうやって読書に導くか
- どのくらい本を読んでいるか
- 実際に生徒に薦めたい本は何かあるか
- 基礎的な学力だけでなく活用する能力をつけるためにどのような指導をしたいか
- 免許状の種類は
- 勤務地は現住所からはなれても大丈夫か
- 勤務校種が希望通りにならなくてもよいか
- 担当したことのない部活でも大丈夫か
- 前任校(京都の私学)と、福井の教育の違いは
- 前任校と現任校で児童生徒の違いはあるか
- 福井の教員になるにあたり準備してきたことは
- 福井の教員として、あなたが貢献できることは
- (海外旅行に関して)日本との違いを一番感じたことは
- 英語はどのくらい話せるか
- 指導を聞かない子どもに対してどう指導をするか
- いわゆるモンスターペアレントからクレームがきた場合、どう対応するか
- 福井の博物館や施設で、どこに行ったか
→そこの良さは
→指導で使うなら、その施設をどのように利用するか - 理科嫌いの増加についてどう思うか
- 理科嫌いの子どもに対してどう指導をするか
- 理科が受験に必要のない子どもに対して、どういった指導を展開するか。例を挙げよ
- なぜこの校種なのか
- 教員の不祥事について
- 褒めることと叱ることのどちらを大事にしていきたいか
- 紙の辞書、電子辞書、ICTを活用したアプリなどの3つの中で、何を使って指導してくのがよいか。
- 学校の様子や学校行事の様子をSNSを活用して保護者に伝える際、メリットとデメリットについて自由に討論せよ。
- 福井県において「ふるさと教育」の推進を充実していくために、どのような取り組みが考えられるか。
面接の対応力を上げるには
教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・免除にならない
・自治体によっては、面接の点数順に一次合格になる
と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。
面接が苦手な人もいれば高得点を取る人もいますが、それぞれに共通していることがあります。
それは相手に好印象を持ってもらえるかどうかが大きな要因になっています。
どれだけ正確で深い知識をもっていても、悪い姿勢でボソボソ話していては印象としては悪く、合格は難しいです。
教採塾ブログでは専門スタッフによる面接練習をおこなっています。
A判定の取得経験のあるスタッフが面接練習をして
- あなたの長所と短所
- 短所の改善方法
- より面接官に伝わる面接の仕方
などをお伝えします。詳細は以下でご紹介しています。
また、面接で高得点を取る人、思った以上に点数が伸びない人。
それぞれの特徴については次の記事が大変参考になります。
無料で一部読めるので、ぜひ参考にしてみてください。
>>教採で落ちない面接 高得点を取る人の共通点と対策法


福井県の子どもは高い学力と体力をつけています。その教育方法は全国からも注目されています。福井県の教育は
福井県教育振興基本計画
教育に関する大綱
といった資料にまとめられています。福井の求める教師像と合わせて読み、福井県の教育への理解を深めていきたいところです。
この記事を書いた人

- 教採塾ブログ管理人
- 教採対策サークル主宰
- これまでに多くの合格者を輩出
- 教員経験 小学校・中学
X:https://twitter.com/isshi_ec
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