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【2023年】山梨県教員採用試験のポイントと対策(採用数が減るも低倍率化)

山梨県

山梨県は試験情報を多く公開しています。
山梨県公立学校教員選考検査HPから過去の試験の選考基準が見ることができます。試験の情報を見て、対策をしていきましょう。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。
詳細は山梨県公立学校教員選考検査の変更点パンフレットをご確認ください。

  1. 補欠合格者制度の特別支援学校教諭・養護教諭への拡大
  2. 加点要件の拡大(対象:小学校・中学校・特別支援学校)
    →基本情報技術者(情報処理推進機構)と同等以上の資格を有する者に,一次検査の得点に加点
  3. 一次検査専門教養へ英語に関する問題の追加
    →(対象:小学校, 特別支援学校小学部)

補欠合格の対称が特支・養護教諭にも拡大され、加点要件が追加されるなど、受験生に有利な変更があります。
一方、小学校と特支小学部で英語の問題が追加されます。英語が得意な方にとっては有利な変更です。

山梨県の求める教師像は

山梨県が求める教師像は4つあります。
教員選考検査実施要より)

○ 豊かな人間性と幅広い視野を持った教師

○ 教育に対する情熱と使命感がある教師

○ 幅広い教養と専門的な知識・技能を持った教師

○ 生涯にわたって主体的に学び続ける教師

これらのことが求められています。

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校162名133名程度
中学校62名74名程度
高校22名22名程度同程度
特別支援22名18名程度
養護教諭17名14名程度
栄養教諭1名0名
合計286名261名程度

中学で採用予定数が増え、高校は去年と同程度、それ以外の校種は採用予定数が減ります。中でも小学校は30名近い大幅な減少で、栄養教諭は採用予定なしとなります。
気になる倍率ですが、採用が絞られることもあり、高倍率化することが予想されます。ですが、そこまで倍率が高まるとは考えにくいです。なぜなら、全国的に教員の人気が低迷しているからです。教採の受験者数は全国的に減少しており、山梨も例外ではありません。

山梨県の教採の志願者数と志願倍率は次の様に推移しています。
947人・3.1倍(R2年)→ 899人・3.09倍(R3年)→ 800人・3.07倍(R4年)
志願者数は年々減っています。

<追記>
志願状況が発表されました。
採用山梨県公立学校教員選考検査の志願状況
志願者は去年よりも99人も減り、志願倍率は3.07倍となりました。受験を辞退する人がいるので、倍率はさらに下がります。2倍台になる可能性が高いです。

とはいえ、油断は禁物です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

教員の働き方に不安を感じるなら

教員に人気が低迷していることに、教員の働き方の過酷さが大きな原因として挙げられます。
・長時間労働
・支払われない残業代
・やりがい搾取
・異常なストレス
 など
残念ながら、合格されたのに辞める方も少なくありません。

幸せな教員生活を送れたら一番なのですが、現実はなかなかそうもいかないようです。
もし教員の働き方に疑問を感じるなら、次の記事がオススメです。

【教員辞めたい】教員からの転職、退職から転職までの4ステップまとめ

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よく読まれてます
【体験談】教員からの転職でオススメの業界【ブラックからホワイトへ】

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小論文

第二次検査の第一回目で小論文試験が実施されます。

  • 60分
  • 800字以内
  • 100点

60分で800字以内の記述が求められます。

時間に対して厳しい文量ではありませんが、余裕があるとも言えない時間です。テーマについて考察し、自分の経験を絡め、何を書いていくかを決めていきます。整った構成で書けるようにするには、ある程度の時間を必要とします。本番までには練習を重ねて、客観性や一貫性のある文章が書けるようにしておきたいところです。

例として設問を見てみましょう。

令和3年 小論文テーマ
中学校・高校・特別支援学校
 山梨県では、令和3年度山梨県学校教育指導重点において、「情報活用能力の育成及び『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善に向けて、児童生徒用端末等のICTを効果的に活用していきましょう」とし、指導の重点に掲げています。
 あなたはICTを効果的に活用するために、志願する校種において、教員としてどのような取り組みを行いますか。情報活用能力の育成が求められる背景を踏まえながら、800字以内で述べなさい。

小学校・養護教諭・栄養教諭
 山梨県では、求められる教師像の一つに「生涯にわたって主体的に学び続ける教師」を掲げています。その理由にはどのようなことが考えられますか。
 また、「生涯にわたって主体的に学び続ける教師」であるために、あなたは教員としてどのような取り組みを行いますか。
 児童、生徒を取り巻く社会の実態を踏まえながら800字以内で述べなさい。

引用 山梨県公立学校教員採用候補者選考試験

ここで重要なのは

  • 問題の把握
  • 問題に対する取り組み
  • 関連する自らの経験

これらを最初に考えることです。
最初の5~10分くらいなら時間を割いて考える価値は多いにあります。最初に文の構成を決めることで、文章の内容がブレにくくなり一貫性のある論文が書けるようになるからです。

論文が苦手な方は段落の見出しだけ考える練習をするのがオススメです。見出しだけなので短い時間でも練習することができます。

また、判定基準は以下の通りです。

  • 国語的視点
    ○内容
    ○構成
    ○表記
    ○分量  
  • 人物的視点
    ○柔軟性
    ○積極性
    ○適格性
  • 100点

小論文の書き方ですが、何度も合格小論文を生み出した書き方を詳しく解説しているサイトが参考になります。
合格した小論文を無料公開している記事もあるので、書き方の参考になるでしょう。
10回合格してわかった~合格できる教採小論文の対策

面接試験

山梨県では第二次検査で個人面接と集団討議(模擬授業を含む)が行われます。

個人面接

  • 40分
  • 面接官4人
  • 160点

判定基準

判定基準より

  • 発言内容
  • 態度
  • 的確な判断力
  • 意欲・情熱

過去の質問内容

  • 教員の志望理由
  • 山梨県の志望理由
  • あなたを採用することで「山梨県はこんな得をする。」というセールスポイントは何か
  • 障害者に対する社会の理解は進んでいると思うか
  • 障害者差別解消法の施行に関して、共生社会の実現に大切なことは何か
  • あなたの指導方針に保護者の賛同が得られなかったらどうするか
  • いじめについての考え
  • もし担任する学級でいじめがあったら

集団討議

  • 模擬授業を含む
  • 4人グループ
  • 面接官3人
  • 35分
  • 100点

判定基準とテーマ(令和2年度の試験より)

山梨県教育委員会は、検査のより一層の透明性、公正性を確保するため、検査の判定基準及び配点を公表されています。
山梨県公立学校教員選考検査の判定基準についてより)

判定基準

  • 積極性
  • 協調性
  • 主体性
  • 論理性
  • 表現力
  • 態度

テーマ

  • 令和4年度
    1日目・・・希望、公正
    2日目・・・生命尊重、協力
    3日目・・・強い意志、支え合い
  • 令和3年度
    1日目・・・公平、相互理解
    2日目・・・公共、共生
    3日目・・・自己有用感、安心
  • 令和2年度
    1日目・・・感謝、安全
    2日目・・・寛容、誠実
    3日目・・・勤労、信頼
  • 平成31年度
    1日目・・・感動、自分らしさ
    2日目・・・豊かな心、向上心
    3日目・・・自己管理、対話
  • 平成30年度
    1日目・・・個性、自律
    2日目・・・郷土、健康
    3日目・・・マナー、習慣

面接の対応力を上げるには

教採は面接でいかに高得点を取るかが重要になってきます。
面接は
・配点が高い
・講師をすることで筆記は免除になるが、面接は免除にならない
・自治体によっては、筆記で合格最低点さえ取れば面接の点数順に一次合格になる
と、教採の中でも非常にウエイトの高い試験です。
どれだけ面接を攻略していくかが教採合格の鍵を握ります。

面接が苦手な人に共通していることがあります。
それは深い自己理解ができていないことです。
面接では法規的なことよりも、受験者自身のことが多く聞かれます。自己理解が深い人ほど、面接は有利に進められます。

自己理解を深め、合格を近づける秘訣は以下の記事にまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。

多くの人は教採合格に重要な自己理解が浅いです【オススメ分析方法3選】

続きを見る

模擬授業

・集団討議内で行われる
・集団討議と合わせて100点

テーマ

集団討議と同じ

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

あわせて読みたい
【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

山梨県の教育については
やまなし教員等育成指標(改訂版)(全文)
新やまなしの教育振興プラン答申の概要
が必読です。山梨県の教育やその実態への理解を深めていきましょう。

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詳しくはこちらのホームページから!
岸上隆文の教員採用試験対策塾

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