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【2022年】福井県教員採用試験のポイントと対策(集団面接は不実施のまま)

福井県
岸上 隆文

令和2年度実施の試験以降では、2次選考の集団討論がなくなり、個人面接が2回行われます。個人面接の比重が大きくなり、対策がより重要となります。

試験の変更点

変更点はいくつかあります。詳細は令和4年実施の採用試験の主な変更点をご確認ください。

  1. 教育エキスパート特別選考に「スポーツ教育分野」「芸術分野」を追加
  2. 大学院特別選考で受験前に学びの中間報告の機会が新設

また、来年の変更点がすでに発表されています。加点制度に追加(複数免許・司書教諭)があります。来年までに取得(見込み)できそうなら取得するのもいいでしょう。

福井が求める教師像は

県が求める教師像は4つあります。
福井県教員育成指標 教員研修計画概要より)

○校種・教科等に関する専門的知識・実践的技能を持った人

○専門分野に偏らない幅広い教養を身につけ、自立した社会人としての良識や幅広い視野を持った人

○子どもたちはもとより、同僚や家庭、 地域社会と円滑な人間関係を築き、課題に対して臨機応変に対応できる人

○教育に対する情熱・使命感に燃え、常に学び続ける向上心を持った人

これらのことが求められています

倍率と採用予定数

気になる倍率ですが、去年の合格者数と今年の採用予定数を比べて考えてみましょう。

校種去年の合格者数採用予定数採用数
小学校100名105名程度同程度
中高一括69名77名程度
中学技術3名3名程度同程度
高校7名7名程度同程度
特別支援20名25名程度
理療1名1名程度同程度
養護教諭16名9名程度
栄養教諭4名1名程度
合計220名228名同程度

校種ごとに変化あるものの、県全体としては去年の合格数に近い採用予定数です。ですが教員の人気が低迷していることを踏まえ、倍率は去年の4.2倍を下回ること考えています。

<追記>
出願状況が発表されました。
令和4年度福井県公立学校教員採用選考試験出願状況

出願者は837人で、志願者倍率は3.67倍です。この時点で去年の受験倍率を下回りました。ですが、受験を辞退する人がいるので、倍率はここからさらに下がります。去年の全国平均である3.6倍より低倍率になることに強い期待が持てます。

とはいえ、油断は禁物です。しっかりと対策を取った上で試験に臨むことが大事です。もし不安な方は他都道府県の併願を視野に入れるのもいいでしょう。経験とチャンス、選択肢を増やすことができます。
【日本全国】66自治体の情報を集めまくって気づいたこと

面接試験

(参考)集団討論

※令和2年度実施の試験以降では行われていません。参考までに掲載しています。

・15分間の検討時間の後、試験室へ移動。
・5人グループ
・面接官3人

過去の課題

・日米中韓の学生対象の調査で、理数教育が役に立たないと感じている割合が44%社会に出てから理数系の仕事に就きたいと考えている割合が22%だった。この現状に対し、理数教育をどのように位置づけ、どのように展開するか。グループ内で討論し、結論をまとめよ。
・紙の辞書、電子辞書、ICTを活用したアプリなどの3つの中で、何を使って指導してくのがよいか。
・学校の様子や学校行事の様子をSNSを活用して保護者に伝える際、メリットとデメリットについて自由に討論せよ。
・福井県のブランド米「いちほまれ」をPRするには、どうするか。
・福井県において「ふるさと教育」の推進を充実していくために、どのような取り組みが考えられるか。また、Uターン、Iターンを増やすための取り組みはどうするべきか。具体的に例を挙げつつ討論せよ。

・最初に各自1分間で自分の意見を述べる。
(根拠として新聞、著作、講演等の要素を交えること。)
・グループ内で討論開始。司会は決めても決めなくてもよい。(20分)
・討論をして、自分が感じたこと、得たことを1分間でまとめて発言する。
・最後に、この集団討論に点数をつけるとしたら何点か。理由を含めて簡潔に述べる。

個人面接

・20分
・面接官3人
・250点

過去の質問内容

・福井県を志望する理由
・卒業はできそうか
・会場までどのように来たか
・大学で頑張ってきたことを教育現場に活かすか
・出会ってきた先生の中で印象に残っている先生はどのような先生か
・クラスをもったらどんなクラスにしたいか
・体罰に関してはどのように考えているか
・クラスの子がいじめを受けているとの指摘を受けたらどのような対応をするか
・福井県内どこに配属されても大丈夫か
・教員を目指したのはいつからか
・第1志望が中学校で第2志望が小学校である理由は
・最近の気になるニュースは
・福井の教育がトップクラスを維持している理由は何だと思うか
・基礎基本を重視する教育以外にトップクラスになっている理由は何かあるか
・教員として困難にぶつかった時どうするか
・あなたが他の受験者に負けないところはどこ か
・ボランティア活動についてどんなことをしているのか
・教職サークルで何をしているのか
・大学生活で得たものは何か
・短所をどのように克服したか
・そういうクラスを作るためにどんなことが必要だと考えているか
・気になっている教育課題は何かあるか
・読書嫌いの生徒をどうやって読書に導くか
・どのくらい本を読んでいるか
・実際に生徒に薦めたい本は何かあるか
・基礎的な学力だけでなく活用する能力をつけるためにどのような指導をしたいか
・免許状の種類は
・勤務地は現住所からはなれても大丈夫か
・勤務校種が希望通りにならなくてもよいか
・担当したことのない部活でも大丈夫か
・前任校(京都の私学)と、福井の教育の違いは
・前任校と現任校で児童生徒の違いはあるか
・福井の教員になるにあたり準備してきたことは
・福井の教員として、あなたが貢献できることは
・(海外旅行に関して)日本との違いを一番感じたことは
・英語はどのくらい話せるか
・指導を聞かない子どもに対してどう指導をするか
・いわゆるモンスターペアレントからクレームがきた場合、どう対応するか
・福井の博物館や施設で、どこに行ったか
→そこの良さは
→指導で使うなら、その施設をどのように利用するか
・理科嫌いの増加についてどう思うか
・理科嫌いの子どもに対してどう指導をするか
・理科が受験に必要のない子どもに対して、どういった指導を展開するか。例を挙げよ
・なぜこの校種なのか
・教員の不祥事について
・褒めることと叱ることのどちらを大事にしていきたいか

模擬授業・場面指導

・10分(構想3分、実施6分。出入時間を含む。)
・面接官4人(評価者3人、課題指示者1人)

流れ:
・テーマは実施教室に行って初めて渡される。
・ 受験者自身で問題文を読みあげる。
・対象とする校種と学年は受験者が決める。
・実施後に試験管から質問される。

過去の課題・質問

・最近、あなたのクラスのある子どもの欠席が目立ち始めた。その子は今日も休んでいる。その子が休んでしまうのは友達から無視されていることが引き金となっている。あなたは担任として、学級でどのように指導するか
・不審者対応訓練をした時、クラスの中にふざけている子どもがいた。訓練終了後、クラスに対してどのような指導をするか
・朝、学校に行ったら「靴がない」と子どもに言われました。どう対応するか
・体育などの指導中にけが人が出たらどうするか。また、保護者からクレームがあったらどうするか

場面指導後の質問

・この課題を指導するにあたって、あなたが意識したことは何か
・この指導であなたが一番伝えたかった事は何か

自分の未来は自分で作る

年に1回の教員採用試験。
合格すれば安定した職に就くことができますが。合格しなければ次のチャンスは1年後です。

合格できる実力を試験までにしっかりとつけたいところです。
勉強や対策は継続することで大きな力になります。

未来の後悔を避けるためにも、対策のポイントを押さえておくといいでしょう。

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【50代も合格】教採合格に向けて実力を伸ばす!効果絶大の方法

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また、教採合格に向けて努力する一方で、人生を左右する試験を年に1回だけに絞るのはなかなかリスクの高いことだと考える方が多いです。

試験対策と同時に、セーフティネットを作っておくとで、より安心して行動できます。
教採と同時にとっておきたい行動4選【結論:早く次の行動を起こす】

教採対策おすすめ書籍

岸上 隆文

福井県の子どもは高い学力と体力をつけています。その教育方法は全国からも注目されています。福井県の教育は
「ふくいの教育」H30作成リーフレット
福井県教育振興基本計画
といった資料にまとめられています。福井の求める教師像と合わせて読み、福井県の教育への理解を深めていきたいところです。

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